面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

『ドラゴン桜』の紹介

2019-01-27 15:33:50 | 漫画
マンガ図書館Z ドラゴン桜



マンガ図書館Zで『ドラゴン桜』はアプリでしか読めないので毎日ハートを回復させるのが面倒だった。回復が待ちきれなくて広告動画を何度も見てハートを回復させた。そして今日最後まで読み終えた。

廃校寸前の馬鹿高校の偏差値30台の落ちこぼれ高校生二人が日本の最高学府・東京大学を目指して一年間猛勉強するのが筋書きだ。

大学受験を失敗した身としては耳に痛い話も結構あった。偏差値の高い大学を卒業したからといって一気に人生勝ち組になれるわけではないが、かなり有利になるのは揺るぎない現実だ。

『社会のルールってやつはすべて頭のいいやつが作っている。騙されたくなかったら損して負けたくなかったらお前ら勉強しろ。』

乱暴な言い方だが、世の中の真理を言い当てている。とくに政治家が財界(グローバリスト系)と結託して国民から搾取する今の世の中では。

最初は反発して投げ出したりもするのだが、一年死ぬ気で頑張れば東大合格という餌をぶら下げたにしろ、勉強の習慣が全くない二人が最後までやり遂げるのは凄いものだ。

大学受験のエキスパートを集め、中学レベルの勉強から徐々に難易度を上げていく。その中で描かれる受験テクニックは実際にも使えるものだ。

数学は単純な計算が遅いから嫌いになり、早ければ得意になるというのは自分にも当てはまるかもしれない。そこそこ数学は得意だったのだが、計算が遅くてあまり問題を解かなかった。

英語はビートルズの曲を楽しんで覚えることで苦手意識を克服し中学英語の基礎を習得する。でも自習で実践するのは難しいかもしれない。またわからない英単語が多すぎて長文読解が苦手だった。それでもあまり辞書は引くなというのは良いアドバイスかもしれない。

国語は古文漢文から学べとあったが、助動詞を覚えるのがどうしてもできなかった。その辺りのことがとくに書いていないのが残念だ。

以上の受験テクニックの話だけではなく、思考法の話も入る。どういう考えをすれば東大に入れるのか。あるいは東大が求めている学生はどのような思考をする子供か、など。

他には子育ての話もある。どういう育て方をすれば子供が自ら勉強するようになるのか、東大に合格する子供が育つのか、など。

受験がテーマの漫画なのにぐいぐい吸い込まれていった。

結末はまあここでは書かない。合格か不合格かだが、漫画で大事なのは途中だから。興味を持ったらマンガ図書館Zからアプリをダウンロードして読んでみて欲しい。

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