日本のアニメは海外で人気があり、国内で1.5兆円海外1.5兆円と評価が高い。日本の文化を輸出することは日本の思想が浸透することであるから、GDPや売上とは別の効果ももたらす。いわゆるソフトパワーだ。日本に好感を持つ人が増え、外交でも有利になるし、日本の財・サービスが売れるようになる。
しかしアニメメーターと呼ばれるアニメに従事する労働者の待遇は劣悪の一言に尽きる。やりがい搾取で持っているだけだ。それにアニメももう地上波テレビでは視聴率が取れない。そうなればアニメ制作にはそれなりに金が掛かるのにスポンサーからの支払いは増えない。それでは行き詰まるし、やりがい搾取で成り立つ業界は健全ではない。
地上波テレビというシステムではもはやアニメは成り立たないのだ。アニメの専門チャンネルやネットフリックスのような配信サービスに転換する方が健全な業界に変われるのではないか。
引用が長すぎるのだが、地上波テレビではアニメの制作費を賄えないのだ。円盤と呼ばれるDVDやブルーレイディスクを売って制作費を回収しているが、1枚4話の円盤が最低でも3000円して、標準価格は6000円以上ではないか。正直よほどそのアニメが好きじゃないと買わないだろう。
そこでネットフリックスのような動画サイトで月1000円で見放題にして制作費を賄う方式に転換するべきなのではないか。
繰り返すが地上波テレビではアニメの制作費を賄えないのだ。やりがい搾取になってしまう。そこで日本だけではなく世界からも月額一世帯2000円程度徴収し、5000万契約が集まれば月の収入が1000億円で年間1.2兆円になる。NHKを越える超巨大動画サイトだが、ネットフリックスはそれほどの規模のようだ。アニメ専門ではないが。
新作だけでなく旧作も見放題にするべきかもしれないが、権利関係が面倒そうだ。旧作アニメが見放題のサブスクは既にあるから統合する必要はないかもしれない。
本当は日本は観光立国ではなくコンテンツ立国を目指すべきとの記事を書きたかったのだが、アニメの制作現場は悲惨なのだ。まずそれを是正しないことにはコンテンツ立国はあり得ないと思うのだ。
そして日本のGDPを増やさないことには国内コンテンツ市場も頭打ちになる。それでは海外に活路を見出だしてもやはり頭打ちになる。いや海外に軸足を置くと日本のコンテンツでなくなる気がするのだ。あくまでも日本のコンテンツを海外に売らなければならない。だからコンテンツ立国にも財務省をねじ伏せて緊縮財政を積極財政に転換する必要があるのだ。
そのためには財務省の犬の新聞の不買・解約で影響力を減らす必要がある。
テレビもワイドショーは見ないで財務省の軛から逃れたい。
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しかしアニメメーターと呼ばれるアニメに従事する労働者の待遇は劣悪の一言に尽きる。やりがい搾取で持っているだけだ。それにアニメももう地上波テレビでは視聴率が取れない。そうなればアニメ制作にはそれなりに金が掛かるのにスポンサーからの支払いは増えない。それでは行き詰まるし、やりがい搾取で成り立つ業界は健全ではない。
地上波テレビというシステムではもはやアニメは成り立たないのだ。アニメの専門チャンネルやネットフリックスのような配信サービスに転換する方が健全な業界に変われるのではないか。
~~引用ここから~~
アニメ制作に関わる”労働者”の収入調査があり、年収100万円から300万円程度という結果が出ている。
地上派テレビ局で放送する限り、劣悪条件は変わらない。
テレビの無料アニメは持続不可能
2010年の資料によると30分のテレビアニメ制作費は1100万円で、このうち動画制作費は110万円だった、
非常に多くの製作過程があり制作・進行・原画・原作・脚本・動画・仕上げ・美術・音響・撮影・編集・プリントなどの各段階で数%ずつコストが掛かっている。
どれかをコストカットする事はできず、ギリギリの予算で製作されています。
1100万円だけで番組を放送する事は出来ず、原作者の著作権料、主題歌や挿入歌の権料、広告料金、広告代理店の利益、テレビ局の利益など様々な権利料金が差し引かれます。
結局番組スポンサーが支払う2500万円ほどのお金のうち半分以上が制作以前に消えてしまい、残ったのが1100万円。
このうち動画制作や原画など、それぞれの部署に支払われるのは20万円から100万円程度になります。
人気の声優やアニソン歌手に支払われるギャラも、ここから推測すると数千円から数万円でしょう。
アメリカの有料テレビ
一方でバラエティ番組に出演している人気芸人は、1時間番組で300万円以上を受け取っています。
平日に毎日1時間番組をやっていると、一つの番組だけで年間数億円の収入になります。
バラエティもアニメ番組もスポンサーが支払う金額は、そう変わらないと思われるので、アニメがどれだけ手間が掛かり、非効率か分かります。
これが日本以外の国がアニメ制作を辞めてしまった理由でもあります。
あのディズニーですら現在は2次元アニメから撤退しています。
テレビ局が放送するアニメ番組という決められた枠に入っている限り、将来もアニメ番組の制作費が増える事はありません。
あのディズニーですら現在は2次元アニメから撤退しています。
テレビ局が放送するアニメ番組という決められた枠に入っている限り、将来もアニメ番組の制作費が増える事はありません。
業態として既に詰んでいて、終わっているのです。
現在のアニメ制作会社は「夢」とか「希望」とか意味の分からない言葉で若者を働かせるブラック企業になっている。
ではアニメ番組やアニメ業界に未来は無いのでしょうか?
そうでも無いという方法が、アメリカから聞こえて来るのです。
話は飛んでしまいますが、アメリカのプロ野球「メジャーリーグ」は大変な好景気で、NYヤンキースの田中将太選手は160億円もの契約金を交わしました。
7年間で160億円で、年間23億円です。
日本では年6億が上限なので、日本の4倍の給料をくれるのです。
きっとアメリカでは野球がもの凄い人気で、どの球場も満員なのだろうと想像しますが、事実は逆で不人気も良いところです。
アメリカ人にとって野球はダサイ親父のスポーツで、日本で言えば相撲か競艇みたいな感じです。
アニメは有料化すべき
テレビの視聴率がゼロ%なんてのはザラにあり、1%を超えれば高視聴率と言われます。
それでも球団にはジャンジャンお金が入ってきて、選手にばら撒いているのです。
その秘密は2010年にアメリカの無料テレビが廃止され、全て有料化された事にあります。
今まで4チャンネルくらいしかなかったのが突然100チャンネルくらいに増えました。
各家庭は月平均8000円から1万円のテレビ視聴料を払ってケーブルテレビと契約しています。
ケーブル局は野球という番組を放送する為に膨大な権利金を支払うので、それが球団の収入になっているのです。
でもここで疑問が生じるのは、不人気で低視聴率なのになんで大金を支払うのかという点です。
野球、バスケ、アメフトのような競技には固定ファンが定着していて必ず見る、しかもスポーツは生放送で見るものなのでCMも見るので価値があるのです。
日本でもケーブルテレビは徐々に普及していて、中でもアニメ番組は人気のジャンルです。
もし日本のテレビが無料放送をやめ有料化したら、アニメ制作会社には目玉が飛び出すほどの権利料金が入って来ると考えられます。
「有料テレビなんて日本では受け入れられない」と思うでしょうが、NHKは有料テレビです。
テレビ番組の陳腐化が進み「見たい番組がない」と誰もが思っている現在、日本でもテレビ有料化は意外に近いかも知れません。
無料放送のテレビ局でアニメを流す限り、現状は変わらない。
~~引用ここまで~~
~~引用ここから~~
海外売り上げが国内売り上げを上回ったとみられる
世界にアニメというジャンルが産まれた
7月18日に京都アニメーションの火災があり、有名アニメーターなど多くの人がなくなった。
世界から哀悼の声や募金などがあったが、それらは単に憐れんでいただけではなかったようだ。
この数年でアニメーションが世界中でコンテンツとして見られるようになり、急速にビジネス化している。
以前のアニメブームは一部のオタクだけがファンで、たまに子供が見るヒット作も生まれたが、大きなビジネスではなかった。
フランスでマジンガーZがヒットしたり、アメリカでセーラームーンがヒットしても、人々がお金を払うのはディズニーの方でした。
ディズニー映画を見るのにお金を払うしDVDを買うが、日本映画は無料テレビや海賊版ネット動画で見るものでした。
2010年代後半になるとネットフリックスのような有料動画チャンネルが普及し、アニメを見るためにお金を払う人が増えた。
ネットフリックスなど動画サイトは月1000円以内で、2時間3千円するDVDの1%ぐらいのコストで済む。
今までは無料か(多くの人にとって)天文学的な高額かどちらかしかなかったが、人々が安いと思う価格で合法的に見れるようになった。
動画サイトは常に新しいコンテンツや、新たな契約者を獲得できるキラーコンテンツを求めていて、アニメは武器になった。
スポーツやハリウッド映画のようにアニメというジャンルがサイト内に作られ、新たな作品が投入されている。
アニメオタクと呼ばれるコアなファンしか居なかったのが、ハリウッド映画を見るような人達も見るようになった。
海外の無料海賊サイトもまだ存在しており、海賊サイトが新たなファンを増やしたのも否定できない。
動画サイト向けのアニメ作品制作も行われるようになり、テレビアニメの2倍の製作費が投入されている。
海外ネット向けアニメの製作費
ネットフリックスの自主番組制作費は2017年に約7000億円、2018年に約1.3兆円、2019年は約1.6兆円を予定しています。
高額予算と受信料で話題のNHKは受信料約7000億円を徴収し、番組制作費に約2500億円を使っている。
民放では全国ネット4社が1000億円前後で、テレ東は約400億円なのでその中でのアニメ制作費は非常な低予算と推測できる。
深夜のアニメ放送は局予算ゼロでアニメ会社がお金を払って放送し、DVD売り上げなどで回収していたと言われる。
30分のテレビアニメ制作費は1300万円程度で動画制作費は1割の130万円、130万円は制作・進行・原画・原作・脚本・動画・仕上げ・美術・音響・撮影・編集・プリントの工程で分配される。
この中でアニメ業界の労働者が受け取る報酬は、時給100円台で「机代」などお金を払って参加するスタッフさえ居たという。
日本国内のアニメ制作では赤字なので韓国や中国やアジアに制作依頼する作品が増えた。
一方ネットフリックスの自主番組制作費は2019年は約1.6兆円を予定し、「ザ・クラウン」は1話約11億円を掛けた。
日本のテレビアニメ予算が30分1400万円に対し、ネットフリックスアニメは2倍の3000万円前後と言われている。
こうしてアニメは欧米で金になるビジネスに変わり、日本企業による海外アニメ関連企業買収が活発になっている。
ソニー・ピクチャーズが米国最大のアニメ配給会社ファニメーションを160億円以上で買収するなど、欧米でアニメを配給する体制を整えている。
マンガ・コミック関連の進出も多く、出版業界でも欧米企業の買収が見られるようになった。
ハリウッド、ネットフリック、Amazonなどの欧米勢もアニメを重視し、時給100円の超ブラック産業から「稼げるビジネス」に変わりつつある。
~~引用ここまで~~
引用が長すぎるのだが、地上波テレビではアニメの制作費を賄えないのだ。円盤と呼ばれるDVDやブルーレイディスクを売って制作費を回収しているが、1枚4話の円盤が最低でも3000円して、標準価格は6000円以上ではないか。正直よほどそのアニメが好きじゃないと買わないだろう。
そこでネットフリックスのような動画サイトで月1000円で見放題にして制作費を賄う方式に転換するべきなのではないか。
繰り返すが地上波テレビではアニメの制作費を賄えないのだ。やりがい搾取になってしまう。そこで日本だけではなく世界からも月額一世帯2000円程度徴収し、5000万契約が集まれば月の収入が1000億円で年間1.2兆円になる。NHKを越える超巨大動画サイトだが、ネットフリックスはそれほどの規模のようだ。アニメ専門ではないが。
新作だけでなく旧作も見放題にするべきかもしれないが、権利関係が面倒そうだ。旧作アニメが見放題のサブスクは既にあるから統合する必要はないかもしれない。
本当は日本は観光立国ではなくコンテンツ立国を目指すべきとの記事を書きたかったのだが、アニメの制作現場は悲惨なのだ。まずそれを是正しないことにはコンテンツ立国はあり得ないと思うのだ。
そして日本のGDPを増やさないことには国内コンテンツ市場も頭打ちになる。それでは海外に活路を見出だしてもやはり頭打ちになる。いや海外に軸足を置くと日本のコンテンツでなくなる気がするのだ。あくまでも日本のコンテンツを海外に売らなければならない。だからコンテンツ立国にも財務省をねじ伏せて緊縮財政を積極財政に転換する必要があるのだ。
そのためには財務省の犬の新聞の不買・解約で影響力を減らす必要がある。
テレビもワイドショーは見ないで財務省の軛から逃れたい。
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