自民党のLGBT法案提出が強行されたことを切っ掛けにジェンダーレストイレやジェンダーレス更衣室の在り方が議論されている。
ジェンダーレストイレの設置が増えているようだが、それは女性の権利を侵害しないか。あるいは女性が性犯罪に遭わないか。
トランスジェンダーに対して社会がどう向き合っていくのかは手探りだ。右往左往しながら失敗や後退を経験しつつ社会として進んでいくしかないだろう。
G7広島サミットに併せて岸田文雄の意向で自民党はLGBT法案を提出したわけだが、国会で十分に議論して欲しい。拙速な法案成立は禍根を残す。
欧米諸国はトランスジェンダーの権利を尊重するジェンダーレストイレが主流のようだが、イングランドは男女別のトイレの設置を義務付ける法律を制定した。しかしスコットランドはトランスジェンダー尊重だからややこしい。
ニュージーランドの国会議員が同性婚を法制化しても國が滅びることはないと演説を行い、同性婚推進派の理論的な支えになっている。
確かにそうだろう。同性婚を認めても國が滅びることはない。LGBT法案を成立させてもそうだ。トイレや更衣室が全てジェンダーレスになったとしても國が滅びることはない。
だが女性の権利は侵害されるのではないか。第二次世界大戦後は女性の権利が拡大していく歴史だった。だがここに来てトランスジェンダーの権利を女性の権利に優先させる方向だ。
日本でトランスジェンダーの権利を拡大させ女性の権利を縮小させても國が滅びることはない。確かにそうだ。だが暮らしにくい國になってしまうのではないか。
私はトイレや更衣室が「男女別」が当たり前という常識に育った。だからジェンダーレストイレやジェンダーレス更衣室には抵抗がある。
しかし時代を遡れば江戸時代の銭湯は混浴だった。米国のハリスは女性の貞操は問題ないのかかなり気にしていたようだが、強姦の類いは社会問題にならない程度には起こらなかったようだ。ゼロなのかはわからない。
ドイツではサウナでトップレスになったり男女共用だったりするようだ。一周回ってドイツは日本の江戸時代に追い付いたとさえ言えるのではないか。
自民党は国会にLGBT法案を提出するわけだが、十分に議論して欲しいのだ。試行錯誤を繰り返すしかない問題でもあるから期限を区切って採決するのは向かない。
新聞社は社説で、LGBT当事者やLGBT権利団体(この二つは別物だ)は声明を出して、また国会に参考人として呼んで証言して貰うべきだ。女性団体もそうだ。
日弁連や経団連などにもLGBT法案及びジェンダーレストイレやジェンダーレス更衣室についての考えを声明の形で出して欲しい。要請したい。
学校の課題や納期のある仕事ではないので期限はないし、「出さない」というのも選択肢である。強制できることではないからだ。
もちろん私は保守的な考えだが、国会で建設的な議論がされればそれなりの「答え」が出るのではないか。
安全保障や憲法などについてもこうした形で議論していくべきだと考える。LGBT特にトランスジェンダーの権利について議論することは他の問題で議論する「手本」になるのではないか。
そう思えば議論することは決して無駄ではないはずだ。期限を区切らず率直で建設的な議論を期待したい。
(参考記事)
ジェンダーレストイレの設置が増えているようだが、それは女性の権利を侵害しないか。あるいは女性が性犯罪に遭わないか。
トランスジェンダーに対して社会がどう向き合っていくのかは手探りだ。右往左往しながら失敗や後退を経験しつつ社会として進んでいくしかないだろう。
G7広島サミットに併せて岸田文雄の意向で自民党はLGBT法案を提出したわけだが、国会で十分に議論して欲しい。拙速な法案成立は禍根を残す。
欧米諸国はトランスジェンダーの権利を尊重するジェンダーレストイレが主流のようだが、イングランドは男女別のトイレの設置を義務付ける法律を制定した。しかしスコットランドはトランスジェンダー尊重だからややこしい。
ニュージーランドの国会議員が同性婚を法制化しても國が滅びることはないと演説を行い、同性婚推進派の理論的な支えになっている。
確かにそうだろう。同性婚を認めても國が滅びることはない。LGBT法案を成立させてもそうだ。トイレや更衣室が全てジェンダーレスになったとしても國が滅びることはない。
だが女性の権利は侵害されるのではないか。第二次世界大戦後は女性の権利が拡大していく歴史だった。だがここに来てトランスジェンダーの権利を女性の権利に優先させる方向だ。
日本でトランスジェンダーの権利を拡大させ女性の権利を縮小させても國が滅びることはない。確かにそうだ。だが暮らしにくい國になってしまうのではないか。
私はトイレや更衣室が「男女別」が当たり前という常識に育った。だからジェンダーレストイレやジェンダーレス更衣室には抵抗がある。
しかし時代を遡れば江戸時代の銭湯は混浴だった。米国のハリスは女性の貞操は問題ないのかかなり気にしていたようだが、強姦の類いは社会問題にならない程度には起こらなかったようだ。ゼロなのかはわからない。
ドイツではサウナでトップレスになったり男女共用だったりするようだ。一周回ってドイツは日本の江戸時代に追い付いたとさえ言えるのではないか。
自民党は国会にLGBT法案を提出するわけだが、十分に議論して欲しいのだ。試行錯誤を繰り返すしかない問題でもあるから期限を区切って採決するのは向かない。
新聞社は社説で、LGBT当事者やLGBT権利団体(この二つは別物だ)は声明を出して、また国会に参考人として呼んで証言して貰うべきだ。女性団体もそうだ。
日弁連や経団連などにもLGBT法案及びジェンダーレストイレやジェンダーレス更衣室についての考えを声明の形で出して欲しい。要請したい。
学校の課題や納期のある仕事ではないので期限はないし、「出さない」というのも選択肢である。強制できることではないからだ。
もちろん私は保守的な考えだが、国会で建設的な議論がされればそれなりの「答え」が出るのではないか。
安全保障や憲法などについてもこうした形で議論していくべきだと考える。LGBT特にトランスジェンダーの権利について議論することは他の問題で議論する「手本」になるのではないか。
そう思えば議論することは決して無駄ではないはずだ。期限を区切らず率直で建設的な議論を期待したい。
(参考記事)
私もそう思います。国会で十分に議論して欲しいです。そうすれば女性の権利を侵害すべきではないとの結論になるでしょうから。