ついに新型コロナウイルスで日本国内に死者が

ついに新型コロナウイルスにより国内に日本人の死者が出てしまった。

遅かれ早かれ出てしまったかもしれないが、政府、厚生労働省の対応があまりに鈍い。「人権が」などと言い訳しながら中途半端な対応で右往左往している。

現在は湖北省滞在の外国人の入国を拒否しているが、支那全土に滞在している外国人の入国を拒否するよりあるまい。

外交的配慮や経済への影響はこの際無視するしかない。東日本大震災で福島第一原発がメルトダウンを起こした際国際社会は日本に配慮などしなかった。在日外国人を引き上げさせ、日本産の農産物、水産物を輸入禁止にした。

科学的根拠もないのにいつまでも輸入禁止を続ける國は論外だが、東日本大震災の直後はやむを得ない。日本とて日本以外の國でメルトダウンが起きたらとりあえず事態が落ち着くまでは食糧品の輸入は禁止するだろう。米国でBSEが発生した際は米国産の牛肉の輸入を禁止にしたのだから。

支那との経済的結びつきが強いのはわかるが、今は「水際作戦」がより重要だ。国内でパンデミックなどということになってはならない。それためには外国人の入国を制限するしかない。日本人なら帰国を妨げてはならないが、新型コロナウイルスの保菌者であれば「隔離」するしかない。

「人権」への配慮も必要だが、新型コロナウイルスの保菌者が国内を自由に移動して新型コロナウイルスを蔓延させることは防がなくてはならない。一時的な人権の制限はやむを得ない。

しかし日本への上陸を拒否されたクルーズ船への対応は目に余る。入港拒否するならするでクルーズ船を出港させてしまえば良いものを中途半端に留め置いている。院内感染ならぬ船内感染で、患者は増える一方だ。

ロシアやイスラエル、ニューヨークタイムズなどから非難の嵐だ。責任がない連中はこれだからと思う。どうすれば良いというのか。入国させれば国内で新型コロナウイルスへの感染者が増えるだろう。どこかの國に入国させなければならないが、国際社会は拒否する國ばかりだ。ウラジオストクやサイパン、グアムなどで受け入れてくれるのか。

信じられないのが、検査ができないということだ。クルーズ船の船客に限らず、保菌者は治るまで隔離するしかない。しかしわからないのであれば誰を隔離するかさえわからない。

WHOの指針に従い検査していた検疫官が一人感染してしまった。マスクだけでは感染を防げないだろう。だが、厚生労働省の対応は鈍い。日本以外の國は感染しないように検疫官や医療従事者は全身防護服を着用している。

これで世論調査をすると新型コロナウイルスへの政府の対応をどちらかと言えばを含めて評価するが6割を越える。どう見ても危機管理がまるでできていないではないか。国民は何を評価しているのだろうか。この世論調査も信用ならないのだろうか。世論調査はいくらでも操作できてしまう - 面白く、そして下らない

政治でも組織を動かすのは所詮人だ。首相や厚生労働相、官僚が無能であればどうにもならない。憲法を改正して「緊急事態条項」を設けても同じことだ。

まずは支那全土に滞在歴のある外国人は入国を禁止するしかない。事態が落ち着くまでは。ワクチンができるまで6か月掛かるそうだから。