面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

保守系知識人を信用するな

2019-02-21 23:17:35 | 日本人への呼びかけ
別に左派系知識人を信用しろと言うわけではない。個別の言論では正論を述べることがあるかもしれないが、所詮「北朝鮮による拉致はない」と言っていた輩に連なるのが左派系知識人である。信用できない。

和田春樹を前面に押し立てているうちは国民に信用されないと左派自身が気づいていないのではないか。東大も和田春樹の名誉教授の地位を剥奪しないと信用をなくすぞ。まあ日本人は東大が大好きだから困ることはないだろうが。

保守系知識人の何が問題か。それは安倍晋三の応援団に成り下がっているところである。軍の強制を認めた日韓慰安婦合意。食糧安全保障を危うくする種子法の廃止。TPP締結。移民法、水道民営化法の強行採決。北方領土を日本固有の領土とさえ言えない。外国への巨額の血税バラマキ。米国のみならず支那、ロシア、北朝鮮に下手に出る外交。韓国にも天皇陛下を侮辱されてもいつまでたっても制裁をしない。

官房機密費から金でも貰っているのかと疑いたくなるが、自分はジャーナリストではないのでわからない。調査できないのだ。だがそう疑いたくなるほど酷い。上に挙げた安倍晋三は売国はこれでも一部に過ぎない。残業代ゼロ法や消費税増税、緊縮財政、竹中平蔵の重用など安倍晋三の「悪行」はまだまだあるのだ。

もし今の政権が民主党政権だったらどうか。保守系知識人は「売国奴」と声を枯らして叫ぶのではないか。なぜ安倍晋三政権なら許すのか。同じ「売国」ではないか。安倍晋三がやれば良い「売国」とでも言うのか。知識人の言論に「党派性」があるようでは知識人として価値はない。支持者が応援しているのと同じだ。

安倍晋三は河野・村山談話の破棄を期待されて首相に就任したのではなかったか。靖国神社参拝は公約ではないのか。拉致問題も第二次安倍晋三内閣発足から6年も経つのに進展はない。戦後の総決算どころか自民党の膿そのもの。それにグローバリストとしての売国が加わった究極の売国政権だ。

桜井よし子はそれをなぜ批判しないで口を紡ぐのだ?売国政権でも安倍晋三自民党政権ならば許すというのか。全く信用ならなくなった。例外として西尾幹二だけが安倍晋三を批判している。あるいは自殺した西部邁もか。保守ならばそれが当然だ。

『正論』『ウィル』などの保守系雑誌を不買しろとは言わない。買いたければ買えば良い。ただ知って貰いたい。保守系知識人が安倍晋三応援団に成り下がったということを。彼らの沈黙はマスコミの「報道しない自由」と同じだということを。

それだけでまた政治が違って見えるはずだ。報道も。

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