★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「パン事情」

2022-04-19 12:54:58 | ベトナム・ハノイ

 ベトナムは「パンがおいしい」100年間フランスに統治されてた影響で

お年寄りまで「日本で言うバゲット」(長いフランスパン)をたくさん買っているのを目にする。

人気のある「BIGーC」(フランス系のスーパー)のバゲットなどは、大量買いした「中間業者」が

近くの道端でこれを売っている風景も見られる。それほど「ベトナム人はバゲットが好きである」

街ではこれよりももう少し小ぶりの「バゲット」(ベトナム語ではバインミー)が売られている。

これがベトナムで言う普通の「バインミー」なのだ。社内でもよくこのパンを3個10000VND(50円)

くらいで買ってきて「小分けの練乳」につけて朝食に食べるのはよく見られる光景だ。

つまり町の屋台で売られているこのバゲットは1つ20円~30円くらいで、手軽な食べ物なのだ。

 日本でも最近普及してきた「ベトナムバインミー」に使われる、あのパンである。日本ではバインミーが1つ500円ほどのようだが、

ベトナムではこのパンを使って「いろんなものを挟んだ調理パン」を「バインミー」と呼んでいる。

ベトナムではこの「バイン」という単語は非常に多く使われる。つまり「小麦粉」「米粉」など

粉物を使った「食べ物」は全てこの「バイン」と言う単語が使われていると考えてよい。

ベトナムでは最安の「バインミーチュン」(卵焼きを挟んだバインミー)だと1つ50円くらいからある

「バインミータプカム」(全部入りのバインミー)でも250円(50000VND)程度である。

しかし、ここにあるパンのように「日本と同じようなパン屋さんも増えてきている」内容は

ほぼ「日本のパンと同じだ」(但しあんパンなどは無く、又私の好きな焼きそばパンやコロッケパン

などの総菜パンもない)サンドウイッチも扱っている店は少ない。

 味はと言うと、アメリカのパンよりは数段美味しい。以前出張で行ったヨーロッパ(パリやハンブルグ)

で食べたパンは美味しかったが、アメリカの南部で食べたパンは「まずかった」それに比べると

やはりフランスの影響かベトナムンパンはおいしいと思う。しかし特徴は、ヨーロッパのように

バターは強くない。自分にとっては「ちょうどよいかげん」なのだ。

自分の住む1Fテナントのこのパン屋さん「PARIS GATEAUX」はベトナムでは有名なチェーン店の

パン屋さんだ。おいしいが「安くない」

ベトナムに来て「ベトナム料理」もおすすめするが、是非街のバインミーも食べてほしい。

値段の割に「おいしくてそして安い」これもまたベトナム文化である。

アパート1Fのパン屋さん。日本よりも品数は少なく、総菜パンなどは無い。

この店は「ドーナツや、ケーキ」も売っている。

自分の本日の昼食、お気に入りの「アーモンドクロワッサン」これで125円くらい。

安くない。

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ベトナムハノイの「再濃厚接触者になる」

2022-04-18 17:32:35 | ベトナム・ハノイ

 5歳友人母上から「妹が又陽性になりました」と連絡があった。

この5歳友人宅とは同じアパートで階が異なる。

 この友人の母上は自分の部下である。「自分は、本業とは別に建築系で日本企業のベトナム支店の責任者を

仰せつかっている」が母上はその会社のの責任者なのだ。そんな関係でこの「5歳友人」と知り合い、良い関係ができている。

食事をごちそうになったり、お互いに「困ったときには助け合っている」この家族は

5歳友人と母上、そしてその妹さん3人で暮らしている。今月初め、まずは母上がコロナ感染し

5歳友人に移った。入院になり、同居していた妹さんも感染。仲良く3人で入院し、少し前に退院した。

5歳友人も含め「女性だけの家族」のため退院後「クリーニングに出していたカーテンの取り付け」を

頼まれて「妹さんと一緒に作業をした」・・・その2日後、この「再感染」の連絡が入った。

 実は前回「母上」が感染した時は、その前日の夕食をごちそうになった。「バリバリの濃厚接触者」だったが

不思議なことに「自分は感染しなかった」そして今回は「1Hほど再感染者である妹さんとマスクもしないで

カーテン取り付けを行った」・・・今度こそは「感染した」と思い、覚悟していたが、今回も又「感染していないようなのだ」

 ついこの前「幼稚園が再開し3日間通った5歳友人」も「母上」も、又「感染者の同居者」ということで

隔離措置になった。一般的にはそこまで厳しくないが、住んでいるアパートの自治会は非常に厳しく、

感染者のドア前には「真っ赤な大きな看板がおかれてしまい」他の人は近づけないようになっている。

それでも生活はしなければならない、どういうわけか「2回の濃厚接触者」の立場をクリアし、元気な自分は

「この家族の買い物や、デリバリーの受け取りなど」できる範囲でお手伝いしているのだ。

 もちろん自分が熱を出したり、体調がすぐれないときは「おかゆや薬」などを提供してくれたりしているので

当たり前のことだ。ベトナム在住10年で「友好な近所づきあい」ができているのは「ありがたいことだ」

「母上は後遺症で咳が止まらないようだ」仕事は在宅で行っているが・・・

可哀そうなのは「元気な5歳友人だ」最近凝っている「ステッカー本」を買ってきてあげたりしているが

「ストレスはマックス」になっている。時々ビデオラインをしてきては、ひとしきり「ベトナム語で不満を吐き出す」

仕方が無い事だ。この友人と妹さんはベトナム語オンリー、母上は日本語N1でほぼネイティブだ、だからこそ

お付き合いできている。

この家族は「過ぎるくらいに感染に気お付けていたが? わからないものである。」

ベトナムの感染者も1000万人を超えた。

果たして自分は「このまま感染せずにいられるのだろうか?」

先程、荷物受け取りを代行し、ドア前に荷物を置きながら

そんなことを考えた。 すでにベトナムでは「カラオケもマッサージも再開している」

早く「コロナもインフルエンザと同じカテゴリーになるように薬が普及してほしい」

この2年ほど、5歳友人のように「まともに幼稚園にも通えなかったり、仕事を失ったり痛手を被った人たちは数知れない」

全ての人に影響が出ている。

早くこのトンネルから脱出したいものである。今日もこれから「夕飯お買い物を頼まれるだろう」

自分のできる事を「やるだけである」

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ベトナムハノイの「今日は雨」

2022-04-18 09:26:43 | ベトナム・ハノイ

 4月も下旬の月曜日、ハノイは「今日は雨」である。

気温が17℃、日中でも19℃との事。ハノイの4月下旬では経験したことの無い気温だ。

ベトナムに来始めて20年、住んで10年になるが4月下旬の気温としては「普通ではない」

街では「ダウンを着てバイクに乗っている人が目立つ」

 2,3日前は、最低気温26℃、最高32℃程度、いつものハノイだったのに。

これも人間がおこした「異常な気象のせいなのかもしれない」

 自分も、「もう仕舞おうと準備していた」ウインドブレーカーを引っ張り出して

出勤した。 今週末には「タイ出張」がある。タイの気温は「ソンクラン」の後なのでもう「暑い」

こんな気温差は「ちょっと大変だ」、しかし現在の会社状況を考えると「積極的に動くしかない」

日本にも行きたいが、「世界一、変に厳しい対策」のおかげで、帰れない。

 ベトナムは「危険な指定国」扱いなのだ、昨日で「全体感染者2万人以下」ハノイでは1300人程度なのに。

ワクチン接種率も日本よりベトナムのほうが高いのにだ。

東京では未だ8千人以上の感染者と聞く。

「強硬な策を講じた中国や、初期ベトナム」が正しいとは思わない? 正解はわからないが。

相変わらず「日本の観光客や出張者が増えないのは」ベトナムに来るのは「以前と同じく簡単」になったが

日本帰国時の「制限」が相変わらずなので、増加できないのだ。

こういう政策や、円安を見ても「鎖国好きの島国日本は、世界から取り残されているような気がする」

既に「先進国ではない」ように外側からだと見えてしまうのは「自分だけだろうか?」

どこに行こうとしているのか?よくわからない国になってしまった。

(老齢化して技術立国を維持できないなら、経済的な発展よりも幸福度を追求するような

方向転換を図ってもいいのではないかと考えるのだが?)

 いつも通り、朝早く出勤し、誰もいないオフィスで、雨のハノイを「熱い日本茶を飲みながら」ボーと見ていて

そんなことを考えた。

雨の月曜日、会社の窓から見える自宅アパート方面。(右側の一番高いのが住居のあるビル)

バイクで2-3分の距離だ。ご覧のように「ハノイには街路樹が多い」

この時間(午前7:15ごろ)は未だ交通量は少ない。

 

 

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ベトナムハノイの「円安の影響」

2022-04-15 15:13:36 | ベトナム・ハノイ

 ここのところ「円安」が続くとともに、そのレベルも大きなことになっている。

弊社は「ユーザーは全て日本の自動車関連企業」であり、その契約はベトナム関連会社の「日本法人」が

行っている。そして「実業務」は全て「ベトナム関連企業であるこの会社が行っている」

つまり、このベトナム会社に「毎月外注費」を支払っているのだ。

ベトナムドンはほぼ「ドルに連動するため」円安の影響は「非常に大きい」

毎月同じ「外注費を支払うのに、ここのところ円安分を補う分を余分に送らなければならないのである」

こんな小さな会社だからこそ「その影響は大きい」

コロナの影響もあり、会社にとっては「非常に難しい状況」が続いている。コロナで「給与UP」も滞っていたのを

4月からUPした途端のこの円安である。もう自助努力だけでは難しいレベルになってきている。

加えて、「社内経理の報告怠慢」によっても「大きな影響が出た」。踏んだり蹴ったりである。

ユーザだった「古参の鋳物メーカ」も廃業してしまった。直接取引は無かったものの「ある鋳物メーカ」

は「夜逃げしてしまった」・・・「自動車業界も内燃機関の廃止」の方向により「大きな変革が起きつつある」と言っていい。

はたして「これから先10年」で同業者何社が生き残れるのだろうか???(もちろんこの会社も含めて)

そんな状態になっている。

 10年以上ベトナムで事業を行っているが「今回の波が一番きつい」

そういう現実を「目の当たりにして」 何をすべきなのか?を模索している。

「弊社が日本の自動車業界にとって、真に価値ある必要とされている会社なのか?問われる事態になっている」

起業して11年目、最大の危機だろう。「自分にできる事をするしかない」

ただそれだけである。

 

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ベトナムハノイの「今日は祝日」

2022-04-11 10:06:49 | ベトナム・ハノイ

 旧暦の3月10日に当たる本日は、ベトナムでは数の少ない「祝日」である。

もちろん学校も「公菅庁」も休みである。基本的に一般の会社も「休みが多い」

出勤時も「格段に道路は空いていた」

 本日は「フン王の命日」だ、このフン王とは、

ベトナム建国時、18代に渡り「国を支配した一族名」である。この王国があったのは

ハノイから60kmほどの「現在のPhu to省」にあった。(紀元前の話だ)

ベトナムの祝日で「唯一文化的な意味合いを持つ祝日」と言われている。

(資料を見ると、コロナ前は400万人が集まるベトナム最大のお祭り。と言われているらしい)

残念ながら自分はフート省やベッチーには行ったことはあるがベッチー郊外10kmほどにある

この遺跡には未だ行ったことがない。今度是非行ってみたいものである。

今年はフート省の省都のベッチーでは花火が上がるようである。

 ベトナムの祝日は11日(日本は16日)と少ない。しかしながら「社会主義で労働者に手厚いベトナムでは

祝日出勤は300%の賃金支払いの義務がある。(残業も200%)会社側としては

非常に負担になるが、それは仕方がない。できるだけ「出勤を抑えるしかない」

ユーザーである日本には全く関係ない話である。海外で会社を運営する場合「多かれ少なかれ」このような文化的な問題は

生じる。それもまた「理解しておかなければならない」

後3分で始業時間だが、今のところ4名の社員が出社している。休日に大変だが、「頑張ってください」

300%賃金には無縁の自分だ・・・がらんとしたオフィスで「バインミーをインスタントコーヒーと一緒に

食べながら」そんなことを考えた。

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