◇心身一如ゆえに、心の問題と身の養生とは別の事ではない。
身を疎かにする探求者の思想信条は砂上の楼閣の如きもの。
◎情志病(精神疾病)の漢方治療法
情志病という病名は明時代の張介賓の『類経』に初めて見られる。
七情により臓腑陰陽気血の失調をもたらして、
情緒の異常が現れる疾病である。
http://ameblo.jp/touyouigakukennkoukai/entry-12002186317.html
◎菊参湯の応用・・漢方まんだら
http://youjyodo.cocolog-nifty.com/kimagure/2015/01/post-1ab7.html
菊参湯は、[菊花:6~20、川芎:10~30、丹参:10~60g]の三味からなる処方で、
北京市の名老中医・王彦恒老師が、この処方には「清脳神,通脳神」の作用があり、
精神障碍性疾病の基本方となると推奨しています。
王彦恒 (中医師)
◇日本では野菊花が菊花として扱われているため、本来の菊花を求めたい場合は
「杭菊花」と指定する必要がある。
杭菊花(こうきくか)とは浙江省産のものをさしている。
一般的には杭菊花は頭痛や目の充血など炎症に対する作用が強いといわれている。
◇現在,川芎の主たる栽培地は北海道、東北地方,奈良県などで栽培されていて,
日本国内の需要を満たしている。
品質的には,痩せて,堅く,重実し,内部の色が白く,味が辛く,
香気の烈しいものが良いとされてきた。
http://kenseidou.net/shouyaku-kaisetu62
http://kenseidou.net/shouyaku-kaisetu226
http://kenseidou.net/shouyaku-kaisetu272
http://kanpou-keirin.com/contents/tonyo%20-%20tanzin.html
◎加減方
https://blog.goo.ne.jp/mumei_juku/e/fc26fab2b70650278d61c1627ec118c2
◎菊参湯の応用編
冠心二号方or生薬製剤二号方< 瘀血阻滞の証の方剤
http://murata-kanpo.ftw.jp/u21001.html
◎瘀血の原因(瘀血阻滞の形成原因)
瘀血が除去されないと新血が生じにくいため遷延すると血虚を伴いやすい。
それゆえ、活血化瘀薬を多用するとますます陰血を損耗しやすくなるため、
補血・補陰の薬物の配合が必要となることも多い。
http://murata-kanpo.ftw.jp/u20727.html
◎血府逐瘀湯との比較
地黄や当帰の配合により瘀血によって生じる血虚を補う
あるいは袪瘀しても陰血を損傷することなく便利な方剤
◆活血化瘀薬の加減< 地黄や当帰(補血・補陰).etc