陳潮祖(中医)
「腰痛といっても本方が所治するのは平時は痛まず,
天が将に明ける時にのみ痛むのが特徴である。
これはもう説明するまでもなく外感実邪でもなく,又内傷虚損でもない,
すなわち 肝気鬱結,気血運行不利 によるものである。
日中は気血は流通し,通ずれば痛まずだが,
夜間の睡眠が気血運行に影響すると,天明時に始めて腰痛を自覚する。
この種の腰痛は腰筋緊張と関係しており,
肝気、肝血、経脈の三方面から考えなければならない。」
これでハタと分かりました。
※早朝腰痛に悩む人は柴胡疏肝散や逍遥散などの
柴胡剤類を試してみてください。
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※四逆散(柴胡の作用), 座り仕事と腰痛