春
大文字草
山野草が好き
実生から手をかける
根付くまで何回も失敗した
そんな時に友人から分けていただいた
我が家に来て数年たつ
春にまた会う
旧知の友に出会った喜び
花びらが「大」の文字ににているから
花の名前の由来は面白い
花芽がどれくらい大きくなったのか
日々この時期目覚めの時間が早くなる
春
大文字草
山野草が好き
実生から手をかける
根付くまで何回も失敗した
そんな時に友人から分けていただいた
我が家に来て数年たつ
春にまた会う
旧知の友に出会った喜び
花びらが「大」の文字ににているから
花の名前の由来は面白い
花芽がどれくらい大きくなったのか
日々この時期目覚めの時間が早くなる
脱帽
さんしょうの花が咲く
秋には真っ赤な実になる
花芽たちの自然に対する敏感さに日々驚くことばかり
この仕事を始めてから特に感じる
「今を生きている」
昨日までの努力があってこそ
いよいよ大好きなつるアートにとりかかる季節
イワヤツデ
名前由来は葉っぱがヤツデに似ているということ
クリームがかった細かな白い花
洋花のような派手さはないが飽きない
ヘアーサロン「イエローハウス」にて
季節を忘れず満開
気温の変化が大きくいっきに咲く
そろそろ善福寺川沿いは今年も変わりなく満開を迎える
お彼岸のお供え物
お彼岸季節の味をもってお墓詣りに
ふきのとう・ゆず等々
生前この味が好きだった母と父にお墓参り
早朝から台所に立つ
ふきのとうの花は取り除く茎だけを使用
いたって調理はシンプル
ごま油・梅酒等々混ぜ合わせるだけ
摘んできた甘草の若芽を味噌和えに
どれもこれも秋田に住んでいたころ近くの山から摘んできていたものばかり
身近なものでおかずになるようなものを作ってくれた母
味付けはみそと砂糖だけ
あの頃を思い出しながら今日はマヨネーズや黒ゴマ・酒など洋風味に
「ありがとう」
花芽
いのち・生命力を感じる瞬間
自分で育ててきた植物の春芽を最初に見つけた時
どんな高価な花より
オンリーワン
八ヶ岳の山荘から持ち帰ってきた日本桜草
昨年はヘアーサロンの短い主役を
ヘアーサロン「イエローハウス」
春には花が咲き初夏をいろどる
そんな時がやってくる
ふいり大葉ぎぼうし・なるこゆり
ぎぼうし
世界で最も種類の多い日本
風土に合った自慢の宝物
私の生まれた秋田では「うるい」と呼ぶ
若芽の茎を塩でもんでぬめりをだす
かぶとあわせていただく
早春の味が身体中をめぐる
今年は日本桜草が花芽をださずに我が家に待機中
どうしたことか?
毎年はこんなに華やいで道行く人たちの目を集めていたのに
「スケジュールどうりにいかないものですね」
ふきみそ
生前母から教えてもらったやり方で
大鍋の中にサッとくぐらせていく
冷水に入れる
みじんぎりしごま油で炒める
味付けは酒とみそが基本
保存食用には砂糖を加える
お供用は苦みを味わって春が来たことを知らせたい
故郷の味
母の味を調える
「合掌」
いわやつで
フランスパンとジャズとジャムの店「SONKA」
このシーズンは客で混雑
毎日、昼には完売
店主は大勢のお客様にお詫びする日々
そんななかでホット一息
半日陰で育つ日本の風土が育てた「いわやつで」
控えめな乳白色な花形
桜の季節を知ったかのようなわき役
ベストマッチング
春を供えて
穏やかな3月
大好きだった貝母
もうすぐ母のHappy birthday
抱えきれないほどの貝母
クルリとつるを伸ばした茎
控えめな色合いの花かたち
凛とした母と重なる
「合掌」
寒桜
今朝も足を止める
私を観てと今年も咲く
車が行きかう五日市街道沿いに咲く
藤つるが巻き付いて少しづつ息苦しそう
それでも青さの中に吸い込まれるほどに背伸びをして
2011.3.11 思いをあらたに「合掌」
新しい一日の始まりに「ありがとう」とつぶやく
リュウキンカ
ここ数日の暖かさが一気に加速
フランスパンとジャズとジャムの店「SONKA」にて
陽ざしに向かって思いっきり顔を出し始める
ピカピカの花びらが一層輝きを増す
3年目の花芽が次から次へと生まれる
毎日、花柄摘みも忙しい
6時過ぎにはもうすっかり明るい
今日もよろしくお願いします
再会
季節を忘れずに
また会えてうれしくてうれしくて
貝母が咲き始める
お彼岸の頃を見はからいそっと顔をだす
半日陰で大丈夫な花
ご近所さんから株分けしたものがこうして我が家に
胸があつくなる
お供えする
春爛漫
我が家のテーブルに
この暖かさに誘われて 菜の花・フキノトウが伸び伸びと花を咲かせる
摘んできた野草 早速、フキみそに調理
春を味わう
体から冬にため込んだ毒素が抜けていく
3/11が近づく
まだ子ども現場で仕事をしていたあの頃
不安な中子どもたちと一緒に体育館で過ごしたことなど鮮明に浮かぶ
日々の何気ない暮らしに一番の感謝
様々なことに気づかされ
色々なことを教えてくれた
「人のつながりを大切にしたい」とこの震災を通じて考えさせられる
あれもこれもと頭の中でぐるぐる回る
どこから手をつけていいのかわからない
妄想のような夢
自分がこれからどんな暮らしをしたいのか・・
ひとりでは生きていかれない
だからこそ今できることをやる
自宅でワークショップを始めるきっかけになる
これまでいろいろなかたが手をかしてくださった
本当にひとりでは何もできなかった
「おたがいさま」と言ってくれた方々に
「感謝 ありがとう」
コブシ
咲いた 咲いた こぶしの花
伐採された小枝の花芽から
2週間程前に程持ち帰り壺に
何とも言い表せないこの力
胸があつくなる