鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

クリが実る里山で

2018-09-17 11:58:08 | 日記

 イガイガのなかからツヤツヤの実をのぞかせているクリがいっぱい。

イガがついたままおいておいたら、なかに誰かいる。

クリシギゾウムシあたりか。

この穴からときどき幼虫が、ぽいぽいフンを放り投げるのがおもしろい~

 

 クリの葉っぱのほうはというと、もう硬くて、虫の食い痕がいっぱい。

 クリの樹にはこの時期けっこう幼虫がいる。

 

そんな枯れた部分を食べて、おいしいの?

透明感のある緑色がほんとに美しいオオミズアオの幼虫です。

逆立ちしているのもいた。

 

カマキリが見てるよ

 

 

食痕のカーブに体を沿わせて擬態しているこれは・・・・・・カバイロモクメシャチホコに似ているけれど

背中の赤い突起がとがっていないし。

名前調べ中です。

こっち見た!

 

 

 

ナシイラガは脱皮したばかり。

 

枯れ枝にはオオトリノフンダマシと卵のう。

 

オオトリノフンダマシって好きだなあ。

目玉がぐるぐるしているみたいでおもしろい。

 

 草むらに目を転じると

粋な色合いの細い体のイモムシ。ナカグロクチバのようです。

 

フンを背負ったカメノコハムシの仲間の幼虫。

 

アシベニカギバ。幼虫もみたいなあ。

 

 

ミドリヒョウモンがウドの花に群れていました。

 

秋がぐんぐん進んでいます。