かげりなく 愛ですべてを やってゆく 今の自分が たまらなくいい
*馬鹿の妨害はいまだに続いていて、なかなか歌を詠むことができません。一応このブログ、週にいっぺんはやりたいと思っているのですが、なかなか思うとおりにならない。何かを書こうと思っても、頭の中の思考をがんじがらめに縛られていて、何も思い浮かばないのです。
それでも何とかしようと思えば、何とかなるものだ。何も思い浮かびませんが、何かを書こうと思い通りにならぬ思考をいじくっていると、それなりの言葉が出てくるものです。
表題の歌は、つい昨日、大火が詠んでくれたものです。こういうスランプの時は、古語を使って気取って詠むのではなく、現代語でひょうひょうと気軽に詠むのが効きますね。言いたいことは明白で、解説なども不要なくらい、明るい一筋です。
解脱して本当の自分に目覚めると、人間は愛でみんなのために何でもやっていきたくなる。自分の心に元からそういう仕掛けがあったかのように、愛だけですべてをやりたくなる。その美しさが感動的で、たまらなく良い。
その幸福を浴びるとき、無明の時代にこだわっていたものを振り返れば、なんと愚かなことをしていたのかと思うのです。何もわかっていなかった。人間の真実の幸福を何も知らず、嘘とガラクタを寄せ集めて作った幻の幸福に酔いしれていた。
自分だけの幸福を追い求めて、すべてを馬鹿にしていたころの自分が、まるで自分ではないもののように思える。あの頃の自分は自分が大嫌いで、ほかのもっといい自分になろうと、いやらしいあがきばかりしていた。それがすべての苦しみの元だったのだと、今ならはっきりとわかる。
すべての幸福は、自分が本当の自分に気づくことから始まるのだ。神が創ってくださった自分の、本当の姿を知ることから始まるのだ。
すばらしい自分自身。その真実を知れば、全身に美と幸福がみなぎり、愛のためにこの自分を使って、すべてをやっていこうと思うのです。
その自分がたまらなくいい。恐ろしいほど幸福だ。
いまだに無明に迷っている人たちに、この真実を教えてやりたい。