勉強が 足らぬ馬鹿ほど 楽をする ための努力に 励むものかな
*今週は一つも歌が詠めませんでした。何とか詠もうとはするのですがね、感性を封鎖されて、言葉を捕まえることがどうしてもできないのです。苦しいですね。いつまでこのスランプが続くかわからないですが、耐えるよりしかたない。
なので表題の歌は、少し前に大火が詠んでくれたものです。
解説も不要なほど明らかな一すじですね。勉強をさぼっている人ほど、勉強をさぼるためにいらぬ努力をするものだ。例えば、顔回しなど、知っていますか。以前大火が教えてくれたことがあると思いますが。
美人になりたい馬鹿より、美人の顔の方が少ないので、盗んできた美人の顔を、複数の人間で使いまわすのです。本当ですよ。馬鹿は裏で、本当にこんなことをやっているのです。
その努力ときたら涙ぐましいほどだ。ものすごいスピードで、複数の馬鹿の間を顔が行き来するのです。早くしないと元の顔が出てくるものですから、何分かごとに顔をつけ外しせねばならない。馬鹿を美人にするために、裏で馬鹿は美人の顔を高速回転させている。
美人になるためには、本当はまじめな人間修業をせねばならないのですがね、馬鹿はそんなことを嫌がって、盗みだけで簡単に美人になりたがる。そして嘘で美人を作るために、馬鹿は裏で馬鹿な努力に励んでいるのです。
そのエネルギーを、もっと他に使えばいいものを。
ほかにもいろいろやってますよ。馬鹿は勉強から逃げるために、いろいろな霊的技術を発達させてます。理屈をこねくり回して、おもしろいほどゆがんだ努力を積み重ねています。
そしていらぬ苦労ばかりしているのです。