JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

比例代表制度への日本共産党の提案を行う

2013年04月04日 | Weblog


今日の「赤旗」より

衆院選挙制度市田氏が提案
与野党書記局長・幹事長会談
 昨年総選挙の「1票の格差」をめぐって違憲・無効判決が相次ぎ、衆院選挙制度改革が政治の緊急課題にのぼるなか、与野党の書記局長・幹事長会談が3日、国会内で開かれました。
日本共産党から市田忠義書記局長、穀田恵二国対委員長が出席し、党の見解と提案―▽小選挙区制を廃止し、全国Hブロックの比例代表制に改革する▽総定数480議席を維持し、すべての定数を現行の比例11ブロックに人口比例で配分する-を各党に示しました。

日本共産党の提案
○小選挙区制を廃止し、全国11ブロッ クの比例代表制に。
○総定数480議席を維持し、全ての定数を現行の比例11ブロックに人口比例で配分する。ブロック間の最大格差は1・03程度に。
 市田氏は会談のなかで、現行の小選挙区制度が投票価値の平等を踏みにじる憲法違反の制度だと判定されたことを重く受け止めるべきだと主張。日本共産党は、小選挙区制はもともと民意をゆがめる非民主的制度であるとともに、導入当初から格差が2倍以上の違憲立法だと追及してきたことを示し、制度を推進してきた各党に責任があると指摘しました。


加藤周一さんが小選挙区制導入時に「赤旗」記者に語ったこと。
加藤さんはこれら一連の小選挙区制導入をめぐる動きについて強い憤りを持って見ていたようです。その直後お会いした加藤さんは開口一番次のようにいいました。
 「日本社会の一番うまくない点は、なによりも少数意見が生きにくいことだ。このうえ小選挙区制が入ると、日本の政治と社会はひどいことになる。どうしても許せない」
 そのあと「それにしても小選挙区制に真正面から反対してたたかった『赤旗』のキャンペーンは立派だった。『赤旗』の力で国民とともにたたかい、小選挙区制を崩壊に追いやることは必ずやれると信じている。攻撃にくじけないでほしい」と激励されたのです。」