読むのに夢中で、駅を乗り越していまいました。
ご存じ半沢直樹の原作者、池井戸潤氏の直木賞受賞作が文庫本で、本屋さんにあったので買いました。
ロケットのバルブを製造する中小企業の訳あり社長が主人公で、大企業のもうけ主義の中での苦戦と日本をささえる中小企業の技術者たちのほこり、そして家族を描いて感動しました。
大企業の中のまっとうな人物や矛盾、中小企業の矛盾も描きます。研究者として成功している、元妻とのちょぴり暖かな交流や娘、母との心の交流が描かれます。
そして、最初から流れるテーマが最後にどんでん返しのように、あっと言わせます。
人に暖かい作者の姿勢が好きです。短編集「かばん屋の相続」もよかったです
ご存じ半沢直樹の原作者、池井戸潤氏の直木賞受賞作が文庫本で、本屋さんにあったので買いました。
ロケットのバルブを製造する中小企業の訳あり社長が主人公で、大企業のもうけ主義の中での苦戦と日本をささえる中小企業の技術者たちのほこり、そして家族を描いて感動しました。
大企業の中のまっとうな人物や矛盾、中小企業の矛盾も描きます。研究者として成功している、元妻とのちょぴり暖かな交流や娘、母との心の交流が描かれます。
そして、最初から流れるテーマが最後にどんでん返しのように、あっと言わせます。
人に暖かい作者の姿勢が好きです。短編集「かばん屋の相続」もよかったです