JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

侵略戦争の個々の戦争の実態も解明 前衛2月3月号

2015年02月17日 | Weblog

 「前衛」2月・3月号に不破哲三さんの講演「『科学の目』で日本の戦争を考える」が掲載されました。
 今回の特徴は、中国侵略から15年戦争の無責任な進め方まで含め、日本政府公認の公式文書で語っています。
  太平洋戦争参戦の真珠湾攻撃も、東条英機首相の知らない間に、天皇と軍部だけで決定していたこと。補給を考えない作戦を次々と無理押しして、半数以上が餓死した戦争だったこと。
  無謀だと思ったのは、グーグルで地図を見て、現在も道路のない、富士山より高い四千メートル級の山がつらなるニューギニア(日本より大きい)熱帯ジャングルの山越えを無理強いする無責任さ、現在の地図を見ても、未だに道路がありません。
 効果が期待できないことは明白な特攻作戦の無謀も書いています。
 「戦争」と言わず「事変」と言って、戦時国際法を守らない口実にするなど、韓国・朝鮮の人々や・中国の人々を蔑視する野蛮さとずるさ。(「事変」の呼び方のちがいは以前に、私の友人の大学教授から教えて頂きました)。
 敗戦が決定的になったときに、彼らが守ろうとしたのは、国民でも天皇でもなく、三種の神器だったという、時代錯誤の考えなどおどろきです。
 この戦争を礼賛している安倍内閣がいかに、戦後の世界秩序を覆す無謀なものか、これでは、世界的に孤立する道ではないかと思います。
  「公然慰安婦」制度の経緯を戦後語った、支那派遣軍総司令官だった岡村寧次大将の講演も紹介しています。

元海上自衛隊・海曹長 河村純雄さんの平和・憲法9条へのおもい

2015年02月17日 | Weblog


京都府民大集会での元海上自衛隊員の河村純雄さんの訴えが、今日の「赤旗」に掲載されていました。
 憲法9条と平和への思いに溢れています。 
 そして、浜矩子同志社大学教授のメッセージは、力にあふれています。
  
「赤旗」より
 15日、京都市内で開かれた日本共産党の府民大集会で日本共産党への期待を語った元海上自衛隊・海曹長の川村純雄さんの発言要旨を紹介します。
若い仲間も共産党期待元海上自衛隊・海曹長
  川村純雄さん
私は若い時、横須賀にある海上自衛隊横須賀教育隊に入隊しました。
 それから退官するまでの30年間、使命の自覚、個人の充実、責任の遂行、団結の強化を肝に銘じ、国と国民を守
るために海上自衛隊で勤務してきました。あるときは海上自衛隊の護衛艦に乗り、あるときは対潜哨戒機の通信員、電測要員として、またあるときは、外国へ特殊通信員として随行し、各国を回ってきました。
 自衛隊を退官後も、予備自衛官として東北の震災、広島の災害などにボランティアとして参加してきました。ただ、残念なことに昨年、集団的自衛権の問題が発生しました。
 今までは憲法9条という立派な柵がありましたが、集団的自衛権(行使容認の 「閣議決定」)はその柵をまたいでしまいました。もし、大きなテロや戦争行為があった場合には、政府は
「集団的自衛権」を、(自衛隊を海外に派遣する)言い逃れに使うでしょう。
 今後、安倍政権を打倒できるのは共産党以外にないと思います。若い仲間も共産党しかないという考えを持っています。一番大切なことは、今の小さな子どもたち、将来ある若い人たち
を守らなければいけません。共産党とともに頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。
 
同志社大学教授
     浜矩子さんの
     メッセージ
  15日の京都府民大集会に、浜矩子同志社大学教授が寄せたメッセージは 次の通りです。
      ◇
 富国強兵を目指す「取り戻したがり病」におかされた人々から、平和を取り戻そう!
 諸国共生の世界を取り戻そう!
 人のために涙する思いを取り戻そう!
 そのために今、政治を変えよう!

安倍政権の民主主義が問われる。翁長知事が権限にもとづき巨大ブロック投入禁止

2015年02月17日 | Weblog

翁長沖縄県知事が珊瑚礁を傷つける、巨大ブロックの投入禁止を沖縄防衛局に指示しました。
 知事の権限に基づくもので、日本の民主主義が問われています。そして、オール沖縄の県民の運動の力を感じると共に、翁長知事の正当な指示に従うべきです。