小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

秋深まれり、そろそろ、里山も、、、、冬の準備か?:

2013年11月09日 | 自然・植物・昆虫
秋深まれり、そろそろ、里山も、、、、冬の準備か?:
赤く色づく前に、緑色から、葉先が変色するのを愉しむのも、或いは、葉と葉が、秋雨で濡れて、そのまま、重なり合った結果、モミジの葉が、斑色に紅葉する様を愉しむことも、これ又、実に、一興である。しかしながら、今年のモミジは、どうも、いつもと違って、どうやら、赤く変色する前の過程で、橙色が、実に鮮やかであるような気がしてならない。もっとも、そんなに、きめ細かく、毎日、毎日、紅葉を観察しているわけではないから、そんな変化にも、普段は気が付いていないだけなのかも知れない。それにしても、緑色から、やや葉先が、赤みがかったり、あるものは、橙色に変色したり、或いは、黄色にと、一体全体、どんな要素で、そんなに、色々な色に、同じモミジなのに、変化するのであろうか?同じ樹ですら、枝によって、或いは、部位によって、様々な彩りである。既に、一部は、落ち葉として、地上に、はらはらと、落ち始めているものもある。やがて、地表をまるで、深紅の絨毯の彩りに、染め替えてしまうのは、もう時間の問題だけである。春に、桜の花びらが、水面に散りゆき、まるで、染め物の布を流したように、一面を桜色に染め替える様に、似ている。深まり行く秋の趣は、モミジの紅葉を置いて他にはないように思えてならない。やがて、それが終える頃になると、いよいよ、冬の到来も間近なのであることが、毎年、何とはなしに、感じるものである。丁度、同じ日の1年前に、モミジを背景に、我が老犬の勇姿をデジカメに納めたが、今年は、それも、果たされない。モミジの落ち葉の中で、まるで、すやすやと、気持ちよさそうに、眠っているようである。もうそろそろ、冬の準備に入られねばならいのだろうか、、、、、、。