小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

混雑した電車で思う:

2015年05月20日 | 社会戯評
混雑した電車で思う:
地方都市などでは、ほとんどの人が、マイカー通勤であろうから、大都会での通勤(痛勤)は、恐らく、想像もつかないくらいであろう。考えてみれば、30年以上に亘って、よくもまあ、若い時から、満員電車に揺られて、通勤してきたものである。この時間とエネルギーの消耗度合いを数値化できたならば、相当な国としてのロスではなかろうかとも思われる。マイカー通勤での道路混雑も苦痛であることには違いないが、満員電車というモノは、更なる苦痛以外の何ものでもない。やむを得ず、朝方、通勤ラッシュアワー時に、新幹線に乗る必要が生じて、朝の満員電車を利用することになったが、生憎、例によって、20分遅れで、凄まじい混み方で、ホームにも人が溢れ、やむなく、快速から、急遽、ホームを変更して、各駅停車で。ゆくことに変更したものの、それでも、乗ってから、気が付いたのであるが、午前10時までは、椅子が、利用できないような車両で、全員、まるで、家畜輸送列車のような有様である。それも、超満員電車に較べれば、天国であろうか?それにしても、日本のサラリーマンは、朝から、晩まで、通勤途上でのストレスは、如何ばかりの物であろうか?確かに、外国人が、こんな劣悪な環境でも、何故、乗客同士の喧嘩や暴動が、生じないのかと思うほど、秩序整然としている。というよりも、身動きがとれないのかも知れないが、、、、、、。いやはや、久しぶりに、混雑した(?)電車に、久しぶりに、乗ってみて、如何に、サラリーマンが、大変な仕事かが、改めて、再認識される。おまけに、子供を2人連れて、バギーを折りたたんで、通勤する若いママさんをみていると、これも又、大変な作業であると、同情してしまう。改めて、社会の実相を垣間見たような気がする。新幹線に、乗る前から、おおいに、疲れ果ててしまった。