小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

シャープから、何を学ぶのか?

2015年05月21日 | 社会戯評
シャープから、何を学ぶのか?
一体、我々は、シャープやソニーから、何を学ぶのか?或いは、タカタからですら、?
トヨタではないが、次の課題は、「挑戦である」のであろうか?それとも、経営者の責任は、極めて、重く、資本集約的な投資事業に、偏っていた為なのであろうか?現役の従業員は、大変なことである。3000人もの従業員の希望退職というモノも、家族も含めると、一体、何人くらいの人達が、影響を及ぼされることになるのであろうか?軍艦島ではないが、考えてみれば、エネルギー革命の中で、石炭から、石油への転換期に、掘り尽くされた海底炭鉱の遺産を、時間を逆廻しにして、今から、眺めてみれば、簡単に、認識できようが、その瞬間には、なかなか、転換期であるという認識が自覚されないものである。産業界での栄枯盛衰とは、そういうことでもあろうか?眠っている知財の検証を、改めて、掘り起こそうとする動きが、各企業で、盛んであうが、自己の優位性と劣勢度合いとを客観的に、認識し、どういう将来的な方向性に、戦略的に、自分の組織が、向かおうとしているのかを認識して、自己防衛してゆかないと、結局は、組織もさることながら、自分の人生も、運命共同体的に、自滅してしまいかねないのが、どうやら、現実のようである。経営者の責任は、極めて、重いが、構成員の各人生も、どうすべきか、よく考えながら、自己防衛手段を講じてゆかなければならないのが、現実なのかも知れない。今、天下を取っている組織も、いつ何時、気が付けば、凋落してしまっていることになるか、全く、夢想だにできない。それにしても、一世を風靡した著名な会社が、相次いで、駄目になってしまった。