“単1”電池の不足問題を書き込みした翌日、ブログを読んだ方から匿名で事務所に20本届けてくれました。貴重な電池だけに感謝・感激です。
“感謝”と言えば、以前から年金問題で相談にのっていた方から朗報が届きました。“消えた年金”が解決したのです。
戦前、軍需工場で働いていた事が「ねんきん定期便」に記載されていないので、何度も社会保険事務所(現在の年金機構)に問い合わせたところ、「そんな事業所は存在しない」などと相手にされませんでした。同じ時期に一緒に働いた友人に相談したところ、「会社自体が存在しないから無理では・・・」と言われ、あきらめようと思いながらも納得出来ず、私に相談が寄せられました。
年金問題に詳しい友人(社会保険労務士)に相談したところ、「直接相談者に会って詳しく話を聞いて判断します」と力を貸してくれました。
家のなかにある古い資料などを探していると1枚の“郵便貯金通帳”(添付写真) が出てきました。戦後生まれの私ですから見るのも初めてですが、その郵便貯金通帳には、19.7.20付の預かり印(昭和19年7月20日)と21.3.2の支出印が記載されていました。「この1枚の郵便貯金通帳は給与証明になる」との友人の判断で年金機構に問い合わせたところ見事に“消えた年金”が判明されました。
通帳を手に私は、「・・・年金問題は解決して良かったネ。でもこの郵便貯金通帳は、戦前のものだけに貴重価値のあるものかもネ」と話すと「博物館にでも寄付しようか?」と冗談を言っていました。
それにしても、旧社会保険事務所の対応の“ずさんさ”が露呈したものです。全国でも、「もらえる権利があるのに証明出来ないから・・・」とあきらめている方がいると思います。あと数ヶ月が足りなくて無年金者の方の相談も数多くのっていますが、“消えた年金”はその人の人生まで奪う問題が含んでいると思います。まさに、政治的人災問題です。
福島原発問題も“安全神話”説で強行した自民・公明政権、そして現民主党政権も原発推進計画を推し進めています。原発事故は明らかに政治的人災ですネ。久々に母のところに顔を出すと、なんと自分の力で左手を動かしていました。声をかけると驚いた表情でしたが、笑顔を見せてくれて安心しました。