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学校給食の調理部門に民間委託!

2011年06月28日 23時44分24秒 | インポート

 今日は朝から“濃霧”の影響もあって、国道36号線で出勤時間帯に2ヶ所で交通事故が発生し渋滞でした。朝、8時に出勤しましたが役所(議会中)に着いたのは9時過ぎでした。

 今日で16人の一般質問が午後3時半頃に終わりましたが、その後の補正予算の審議で、議会が終わったのは“8時59分”でした。12時間市役所にいたひとになります。

 何故、補正予算審議が伸びたのか?その要因は、第1学校給食センターの調理部門と配送運搬業務の民間委託に関わる予算(債務負担行為=長期(来年から)の借金を前倒しで議決)を審議していたから・・・。理事者の提案説明・資料・答弁など質疑を聞いていてもとても賛成出来る内容ではありません。まさに“民間委託ありき”の提案でした。①配置転換における労使合意が得ていない②昨年の12月議会において全会派一致で採択された地元業者(弁当仕出し組合提出)の参入も含めた陳情を考慮していない(議会軽視)③債務負担行為に関わる資料内容の情報開示④民間委託をすすめる上での法令遵守への疑問など提案の手法が拙速と思う内容もあり、民主・市民の風(6人)と一緒に採決で反対を表明しましたが、2/3の賛成多数で可決されました。

 今後、民間委託に関わる事業所の選定作業などがはじまりますが、私たちとしては、問題点をしっかり調査しながら学校給食が安全に維持できるようにチェック機能を発揮していきます。

 次には、家庭系ごみの有料化、そして市立中央図書館の指定管理者問題など、市民に直結する問題が山積しています。議会は、最終的に数の論理で決まります。もっと市民的な運動がなければ行政改革の名で推し通ってしまいます。

 私が議員になった20年前の学校給食に対する当時の市長と教育長は、「給食は教育の一環だから直営を維持する」との答弁でした。行政の継続も20年間経過すると忘れ去られるものですか?市民の公平感を理由に値上げ、そして官民格差を理由に公務員の賃下げをしていては、地域経済の活性化の打開策にはならないと思います。もう15分で日付がかわります。お休みなさい!