こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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ぶれる答弁では困ります!

2012年03月07日 21時39分46秒 | インポート

 今朝の湿った雪の除雪は大変でしたネ!でも、(ブラスで)暖かかったこともあり、帰宅したらとけていました。(この時期の雪には参ります)

 今日は予算委員会2日目。今日の審議する会計では事前質問の通告はしていなかったのですが、午前中の“霊園会計”と“介護保険会計”の2会計には、答弁を聞いていて納得できず、思わず挙手をして質問させて頂きました。

 “霊園会計”では“共同供養塔”建設問題をとりあげました。2008年度に提案された市の10ヶ年の総合計画(~2017年度)には、「墓地の継承者がいない高齢者世帯などに対応するために設置する」と明記していますが、未だに具体的な政策が提案されていません。総合計画では、当初から10年間という期間設定だけに、その時の財政状況などを見極めて5年後には見直しをすることが条件でした。「時代のニーズ」の多様化によって、計画の見直しは避けられません。しかし、“共同供養塔”に対する期待の声は強いのですが、理事者には届いていないようです。「それなら、見直すのか?」と質問したら、昨年の決算委員会で(私の質問に)市長は、「計画内で設置したい」と答弁したため、中野副市長も「市長と同じ考えです?」と答えざるを得ない状況でした。(本心は違うように思いましたが・・・)

 午後5時前のこと。松井雅宏議員が介護保険料の値上げに関わる質問のなかで、「値上げ分のなかには、介護報酬の改定で51円分が含まれ、介護職員の処遇改善も含まれているのか?」という主旨の質問をされました。すると、「・・・本当に改善になっているのかは、最終的に保険者(市)に計画と実績が届くので、それを見なければ・・・」という答弁でした。

 実は、先の私の代表質問で、「介護保険に関わる診療報酬の改定によって、今年度(H23年度)まで国から“処遇改善交付金”が事業者に届いてものが廃止され、それに見合う分を介護報酬に組み込まれたことで介護労働者には影響がないのか」と質問(3/2)しました。その時の答弁では「・・・介護職員処遇改善加算により対応されるので・・・従来の交付金と同様であり、介護労働者への影響はない」と明確に答えていました。それが、今日の質疑で「・・・実績が届かなければ判りません」と後退する答弁でした。

 少なくとも、私は日本共産党市議団を代表しての代表質問だけにImg_4886 思わず、「委員長!動議を・・・」と予定外の質問をしてしまいました。

 明日一番に答弁調整が行われます。

 答弁の訂正よりも、介護労働者の処遇改善が介護報酬という“まぜごはん”のような扱いにされては堪ったものではありません。国の戦略では交付金は直接現金支給では削減出来ないから、介護報酬に加えることで3年に1度の改訂時に見直す(引き下げ)ことが可能と改定しています。このことをしっかりチェックしなければならないと思います。