予算委員会が続いていますが、日増しに“マスク”をする議員が増えてきました。私も昨日から調子が悪く、風邪気味なので“マスク”をして出席しました。ある議員から「(マスクにX印をつけて)質問しないとサインをしたら(理事者は)喜びますヨ!」と冗談を言われましたが、当の本人は風邪薬を飲んでいたので午後からの審議は睡魔とのたたかいでした。今日で、上下水道会計まで終わりました。残りは、病院、土地造成、市場会計です。来週月曜日から水曜日までの予定ですが、審議状況によっては火曜日で終わる(一般会計との調整もありますが)かも知れません。その日程で進めば、会期は1日短縮され来週の金曜日で定例議会は終わることになります。私は、残り3会計すべてに質問する予定でいま勉強中です。
昨日の水道会計では、業務用水道料金の問題をとりあげました。水道料金の算定には“家庭用、浴場用、臨時用、演習用”以外は“業務用”料金体系となります。私の経験では、選挙時に借家を事務所にするだけで“業務用”料金が請求されます。
以前から、「利益を伴わない事務所は“業務用”と区別すべき」と提案していますが、「全道10万人以上の都市では、そうした区分けがない」との理由で実現していません。何故、業務用に拘るかといえば、家庭用の料金と比較して約2倍と割高です。そこで、今回は業務用でも月10立方㍍未満の事務所の負担軽減と不公平感について改善を提案しました。すると、「市内の事業所での水道量の使用実態は、2ヶ月で20立方㍍未満が事業所の半分・・・」と言う答弁を聞いてびっくり。
「それじゃ、家庭用と同じように月10立方㍍以下をもっと細分化すべき」としつこく迫ると副市長から「3年、いや5年内までに料金改定を検討する」と前向きな答弁が出ました。
営業をしているところでは、一番取り組んでいる経費削減策は“光熱水費”と“人件費”です。中小・零細企業では、水道料金の負担額が少なくなるだけでも助かる訳ですから、大いに行政として力を貸すべきです。
言葉や机上で「地元中小企業を守ります!」ではなく、出来ることからやることが政治の責任と私は考えます。