春休みを利用して帰省していた息子が戻るので新千歳空港までアッシー役で午前中は忙しかったです。
帰宅後、すぐに市民会館に直行し、“なくそう原発!許すな再稼働!3.11苫小牧地区集 会”(市民会館小ホール)に参加しました。驚いたのは、30分前に市民会館に着いたのに駐車場が満杯状況。会場の小ホールに入ると満席(200席)で座ることすら出来ない盛況ぶり。追加したイスは57席とのことですから実数で257人が参加したことになります。昨日も書き込みましたが、“午後2時46分”参加者全員で黙祷することが出来ました。
“3.11苫小牧地区集会”を呼びかけた各界各層の22人を代表して石城謙吉先生(北大名誉教授)が挨拶されました。先生の元気な声を聞くのは久々です。「・・・泊原発は(建設時から)安全性が保証されていないことは想定していたことで、再稼働はとんでもない。改めて、近代文明社会を見直すことが大切」と指摘。「グローバルリズムよって文化が発展したが、植民地化、侵略戦争、原発などをつくり出した。グローバルからローカルリズムによって地域生活のあり方を見直し、再生可能エネルギーへの転換で自然と環境を守ることが大切」と訴えました。
地区集会での講演では、「福島の酪農支援と放射性廃棄物」と題して鷲見悟(すみさとし)氏(幌延町議、農民連店舗区地区協副議長)が被災地救援活動の 体験談と幌延深地層研究計画(高レベル放射性廃棄物最終処分場)の反対運動の必要性を60分間リアルにお話ししました。(大変勉強になりました!)
集会では、最後に「・・・・子どもたちの未来のために、脱原発の声をひろげましょう。原発の“再稼働”をストップさせましょう。一人一人の命を大切にする社会を創りましょう。自然エネルギー中心の社会を実現していくために学び、行動しましょう。視野会のあり方、自らの生き方を問い直しつつ、出来ることからはじめましょう。さよなら原発!築こう平和な社会!」の集会アピールが確認されました。
集会中に携帯電話に息子からの着信があり電話したところ、「無事に着いたから!ありがとう!」と単文会話でしたが、「何で電話に出れなかったの?」と聞かれたので、「今日は、3.11大震災、原発事故から1年目でしょう。集会に出ていたんだよ!」と説明すると、「そうだったね!ご苦労様です」と真面目な返答に安心しました。