「江戸風鈴だよ」老店主は言いました。
バラバラだった。
埃や汚れをぬぐって、できるだけつなぎました。
飾りを一つづつ丁寧に掃除しました。
25×25×60cmです。
東京の老舗の風鈴屋さんにメールでお尋ねしました。
昭和30年代後半から昭和42,3年頃「ロイドのタナ」(セルロイドの棚の意味)という弊社の製品です。
大事にしていただき誠にありがとうございます。
これは小丸といって、音を響かせるためにわざとギザギザのまま色を塗らないかったのです。
数年だけ試しに作った珍しいものです。
こちらは「けし」といって故人の同業者のものです。今では口にフリルをつけてすずらんとなっています。
戦後すぐはホウズキ市のかごの下に付けられていました。
今では「小丸」が付けられています。
父に教えてもらいましたと息子の店主からご返事を頂きました。
どちらにも小鳥さんがついています。
猛暑では風鈴の出番はありません。もう暑っと(もうチョット)気温が低ければねぇ。
ダジャレでも、寒くない。
涼しそうですけど。