秋深し、近年額装にした浮世絵です。
作家 豊国。
初代歌川豊国(1769明和6~1815文政8)の弟子国貞で三代豊国(1786天明6、5、19~1865、1、12元治元年12、25)だと思います。
彫り師 駒吉。
版元 森治。馬喰町2丁目 森屋治兵衛(1797~1886)
丸い印は改印と呼ばれて、1790年検閲以降「改印制度」が始まり、後には日付も入れた改印にと厳しくなり1875年まで続きました。
座敷で若衆にお酒を注ぐ若い女性。
庭のモミジが見ごろを迎え、
秋草の庭の遣り水に映る月を眺めているのでしょうか親子のような二人。
浮世絵は3枚綴りでセットです。