ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

笑福亭仁鶴一周忌追善特別番組

2022年08月22日 | 観た
8月22日(月)

BSよしもとで午後9時から「笑福亭仁鶴一周忌追善特別番組」があるってんで観てみました。


お笑い好きですし、落語も好きですよ。
寄席とかも何回か行ったことありますし、大阪に行った時に「池田市立落語みゅーじあむ」って所にも行って、落語のアーカイブ映像なんかも観たことありますし。
今日は仁鶴師匠のインタビュー映像と落語「質屋蔵」が放送されました。
40分以上もあるこの演目、初めて聴きましたが上方言葉の柔らかさと、表情、間のどれもが心地良く、いつまでも聴いていたかったです。
内証が豊かでない市井の人々の様子、時代小説も好きなのでなんとなくイメージできると思ってたけど、この落語の舞台は明治、大正辺りの時代背景のようで、繻子の帯が16円とかって言ってるのを聴くと、「あ、江戸時代の雰囲気ではないのか」と、ちょっと頭の中のイメージがもやもやしてきました。
でも、まあ、庶民の暮らしなんていつの時代も変わらないのでね、町屋のおかみさんが流しの呉服屋さんが持ってきた繻子の帯を欲しいなぁって思う様子や、それをお酒を飲んでご機嫌になった旦那さんにねだってみる様子なんか、ありありと目に見えるようでした。
また、質屋の主人の客商売らしい大らかな態度や、その下で働く番頭さん、丁稚さんの個性、腕っぷしが強いと評判の熊五郎が幽霊と聞いておじけづく様子なんかも、本当に豊かに演じてらっしゃって見ごたえがありました。
この特別番組、5日間連続で放送されるそうなので観れる日は忘れずに観なくっちゃ!明日も楽しみです。
コメント
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