珠光の庵～真の巻～

１１月３日(月)

劇団衛星の「珠光の庵～真の巻～」を観て来ました。

これはお茶、つまり茶道の始まりの頃のお話で、茶道の右も左もわからない私が観てもいいのかなって思ったんですが、そんな心配は無用でございました。

会場は松風園と言う、日本庭園の中に茶室がある趣きのある場所で、開演前の時間に散策なんてしちゃったりして。



　　　　　　　　　　　　　　

茶室での公演なので、入るお客様も３０人ほど。茶室をぐるりと囲むように座っての観劇となりました。

狭い茶室に入ると、既に何やら怪しいほっかむりの男が真ん中に座っていました。
そしてとんちで有名な一休さんが、側で場の説明をされていました。
この場所では闘茶の会が開かれているとのこと。
ほっかむりの男が連戦連勝する中、寺の蓄えさえも巻き上げられてしまい、いよいよ闘茶の名人、村田珠光の出番となります。

闘茶という遊びの中に、茶道の何を見つけたのか。そして小夜という瞼の君の存在が彼にどんな影響を与えたのか。
村田珠光はその後「茶室に於いては皆平等」という「侘茶」に目覚めます。

とても興味深く、面白く観劇しましたが、茶道を少しでも知っていたら、きっともっと楽しめただろうにと思いました。

最後に全員で座禅を組んだ後、お菓子とお茶を頂きました。
お菓子は老松の「北嵯峨」、お茶は宇治丸久小山園の「清浄の白」との事でした。
大変結構なお点前でした。

天神開拓史

西鉄ホールで１ヶ月のロングラン公演をうっているギンギラ太陽’ｓの「天神開拓史」を観て来ました。

会場に入ると、西鉄ヤクザバス軍団が会場中を走り回り写真撮影中。
私も大塚さんにお願いしてぴよことのツーショットを撮らせてもらいました。


内容はタイトル通り、田んぼの広がる田舎だった天神が、苦しい戦争を乗り越えて今のようになるまでを描いたものでした。
昔、祖母が「岩田屋が天神にビルば建てるって聞いた時は、あげんか田舎にビルば建てたっちゃだーれも来んめーち思うたばってん」と言っていましたが、本当に天神って博多に比べればものすごい田舎だったみたいですね。

今回もビルやら電車やらに泣かされてしまいました。
そして観終わった後、天神の街を歩きながら「あ、エルガーラ！あ、金ぴかのビル！あ、変な彫刻でいっぱいのパサージュ広場！」と、すっかりギンギラ目線になった私がいました。

この福岡の地元で、地元民にしか分からない芝居を作ると公言しているギンギラを、地元民なら応援しなくちゃですね。
また新作出来たら行かなくちゃ。

今回の天神開拓史は明日まで！
当日券も出るそうですよ。未見の方は是非、足を運んでみて下さい。後悔はしませんから！

ロシヤ～

１１月２日（日）

福岡へやって参りました。
今日はギンギラを観るのです。
明日は衛星を観るのです。
だからお泊りなのです。

ギンギラ前に腹ごしらえ。
以前シュフさんが美味しいって言ってらっしゃったツンドラと言うロシヤ料理のお店に行きました。
ホントはロシアなんでしょうけどね。
ロシヤって書いてありました。
なんか可愛い。



店内は日曜日の昼時とあってか、かなり盛況。
年齢層高し。

ランチがツンドラランチとピラフランチの２種類あったので、私とうちのダンナさんとで１つずつ頼むことにしました。

まずはミニサラダ。

食べながら、ロシアに生野菜を食べる習慣なんてあんのかなぁとか考えました。
生えなさそうですよね。レタスとかって・・・。

　　　　　　　　　　　　　ボルシチ。
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　トマト風味です。昨日作った野菜スープの味がするなぁ。

こちらはツンドラランチに付いていたピロシキ。

付け合せのキャベツの酢漬けがさっぱりしてて美味しかったです。

　　　　　　　　　　　　　手前がピラフで、奥がツンドラランチのグリバーミ。
　　　　　　　　　　　　　きのこのつぼ焼きですって。
　　　　　　　　　　　　　
ピラフは３種類から選べました。
なんか辛いって書いてあるのを選んだんですが、そんなに辛くなくってうちのダンナさんは「チキンライスみたいだ」とか失礼な事を言ってましたが、中に入ってるのは牛のお肉でしたよ。
きのこのつぼ焼きは中にシチューが入っていて、パンで蓋がしてありました。
これも美味しかったです。

そして最後にジャムが入ったロシアンティー。

ジャムはイチゴのジャムなのかな？
ほんのり甘くって美味しかったです。

お値段１５４０円とやや高めでしたが、珍しいロシヤ料理を食べれて満足満足。
ごちそうさまでした。

滝の話です

１１月１日（土）

今日はフラのレッスン。
お稽古しているのは、１２月６日にキルト展で踊る「カ　ワイレレ　オ　ヌーアヌ」って曲です。
これはハワイの滝のお話。
壮大な滝をイメージさせなくてはいけないので、手を上げたり下ろしたりまた上げたりと大変です。
ずっと手を上げているし、先生が『もっと上を向いて！上を見て！！』と仰るので、首も疲れます。
『とにかく上よ。上から上から』と仰るとおり、上を向いてると『真上を見るのとは違うのよ！あんまり首を上げたらおかしい』と仰います。
ちょうどいい具合加減が難しい・・・。
ただ、曲はゆったりとしていて気持ちがいいですし、振り自体はそんなに難しくないので助かってますが。

それにしてもハワイの滝ってどのくらいのスケールなんでしょうか。
きっととても大きくて轟々と水が流れ落ちてくるんでしょうね。