窓にあり-其の一
前回の「ノーブランド住宅」からの続きです♪
「窓の家」というだけあって、窓の使い方は非常に面白いです(私的感想)。
普通で一般の住宅(区分けがややこしいのですが・・・)は、開口部の位置や大きさは、動線や使い勝手、部屋割り等の平面的感覚で決められる事が多いものです。その後に、外観のプロポーションを整える為にタテヨコの通りを良くしたりもします。
昔ッから日本の住宅はそうやって造られてきましたし、上下階の力の架かり具合からしても基本中の基本でして・・・そんな風に決まっていました(ハイ)。
つまりのところ、最終的には外からの「見た目」を重視したカタチづくりをしていた訳です。
これって、悪い事ではなくって、市松模様や碁盤目に通じる(おんなじ)造形美が今も住宅の世界には残っていまして、日本独特の文化と言えるのでしょう。
だからでしょうか?いまだに、住宅の図面を方眼用紙で考えるDNAが残っているようです(笑)。
そう言えば、イタリアの方はマス無しのトレーシングペーパーでプランニングするそうです。(って建築の学校を出てるハズ?のチョイ悪オヤジのジローラモさん談)
面白くない?そうなんです!面白いハズだったのですが・・・話がそれているようです(汗;)。
長くなりそうなので、つづきにしたいと思います。