8-13:シンプルな木の暮らし
やっぱり「木の家」がイイ!という人は多いと思います。地震なんかがあっても、構造さえシッカリしてれば「木の家」はイイのです。
「木の家」がイイ!と思っていても・・・
何でもイイのではなくって地産地消が普通に良いのだと思います。
集成材?地元の木を使っていれば良いと思います。(間伐材の利用)
たま~に、○○産の杉とか○○産の檜とか言いますが・・・言うほど違いがわかっているのだろうか?(コストとのバランスを考えてみよう。)
近くの山で育ち、風雨に耐えぬき、四季折々を感じながら育った「木」の方が、風土に適してはいないだろうか?
せっかくに「木の家」なのにボードでハリボテにしていないだろうか?汗はかいていないだろうか?呼吸はしているだろうか?(湿気には弱いのです)
木は見せて使ったほうが良いに決まっています。家の病気が一目でわかりますから・・・。でも、全部木肌にしちゃうと・・・目が痛いんだよね(困)。ところどころで、簡単に木の健康診断が出来るとイイね♪
「木の家」を住みこなすことは、木のこと(気持ち)を知ることに始まります。
シンプルな暮らしは、「木に優しく」「家に育み」「家族が和らぐ」のだと思い・・・。
そうなんです!材料の動きをシンプルにすることが大切ですね(笑)
この辺は、kuumaiさんの「家づくり」に通じるものがありそうですね(笑)
米も銘柄と同じ地域の水で炊くと美味しいご飯ができると言いますし・・・
やはり生まれ育ったところでこそ、本当の力を発揮できるのでしょうね。
日本の山を、林業を、守り育てるためにも、住宅に使う国産木の需要と供給のバランスがとれるといいのですが・・・
RCはRCの良さがあって、木造には木造の良さがあるのだと思います。
大切なのは、構造や素材を理解した「家づくり」をする事なのだと思います。そういうものだ!っと思えれば、我慢も出来るし弱点を改善する方法も必ずあるものです。
理想と現実の狭間で、右往左往してしまいますね(笑)。
在来工法で、大壁で、クロス貼・・・何にも変わらないのに「木が呼吸する家」になるシカケを模索する・・・。
ある意味、実験住宅が必要ですね(笑)
でも、大工工事のときに天井を見上げて、なんだか木も
良いかも・・・と思い直したことがあります。
最初は金額から入った木の家だけど、悪くないかも・・・・
会社のマニュアルや営業トークでいかに木の良さをアピールするかよく勉強、訓練してました。(競合の鉄骨やRCなどの潰し方も含めて 汗)
調湿、癒し、フィットンチッド?などなど(笑)
でも、自分でも分かっているのです。木の家と言いながら壁も天井もビニールクロスで覆われて、床は合板に突板張り、、、、せいぜい差額を払って腰壁でもつけるくらいしか無いか、、、、
これで木の家なのか、、、?などと若くて尖がっていた頃(笑)よく不満に思ってました。
まあ若かったので身の回りのことは何でも不満だったのかもしれないけど(笑)