nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

富士珈機焙煎セミナー

2012年05月09日 23時21分47秒 | コーヒー豆知識
今回はかなりマニアックなコーヒー屋の独り言なので
すいません。

本文これから

今日は、大変申し訳なかったのですが
お店を臨時休業して、富士珈機さんの焙煎セミナーに参加してきました。

講師の方が、樽珈屋の大平様とサボローソの濱崎様だということもあり
絶対にいつか焙煎理論を直接お聞きしておきたいと思っていたかったので
身を切る思いでお休みさせていただきました。



私自信、コーヒー焙煎工場勤務のときに
いろいろな焙煎を試してきました。
ですので、大体のイメージはもっています。

ただ、今回自分でお店をするにあたって
私の焙煎理論が当てはまるのか不安な点も正直ありました。
もちろんはじめる前に、レクチャーも受けました。

日々変化するコーヒー業界の中で
ハイクオリティの豆を扱うにあたって
その豆のクオリティを最大限に引き出せているか
確認もしたかったのです。



結果、参加して本当によかったです。



自分の焙煎したコーヒーを飲んでいただいて
評価していただいたのですが
自分のイメージは間違いではなかったということで
自信ももてましたし
さらにまだまだ課題も与えていただきました。

私の「焙煎」に対する考えとして
「自然(人も含めて)が作り出してくれた素材のポテンシャルを最大限引き出すこと」
だと考えています。
それに+アルファーの部分のところも考えていっていいのだと教わりました。

子供を育てるにあたって、その子の個性を引き出してやるだけなく
親の経験、生き方も教えて参考にして、
「らしく」育てることと同じように思えました。
ちょっと無理やり・・・表現がうまくできませんがそんなイメージです。




飲んでくださる方には
ここのコーヒー、「なんか美味しい」「なんか違う」って感じてもらうだけで
いいと思っています。
ですので、あんまりマニアックな「ウンチク」語るのは
好きではないのですが
今日は、久々に刺激的な一日でしたのでちょっといろいろ書いてしまいました。
また明日からいいコーヒーを創るぞ!



また他にもいろいろお話をお聞きできたので
またご紹介していきますね。

って
こんなコーヒー屋さんの本音をアップしても良いのでしょかね(笑)


それにしても
大平さんはすごかった。
そのコーヒー味わいから
焙煎した人の精神状態まで
読み取ってくださいました。
ほんとすごい・・・