趣味の電脳

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再任用を退職したが一家団らんの幸せを得る

2012-05-01 14:26:08 | 生き方
昨日4月30日、徒歩で、阪急上牧駅の近くの24節季というイベントハウスで妻の知人が生け花展覧会に出展されているとのことで、ご招待を受けていたので、これを家族全員で観賞する機会を得ました。


会場に着くと、すぐそのあとで、その知人のご主人も来られました。約8ヶ月ぶりでした。昨年の8月ごろ、私のリハビリで通っていた病院の玄関でお会いしたのですが、その時は週に何日かの出勤の日に当たっていて、その出勤途中で背広を着て急いておられたのか、少し緊張して利発な表情だったのですが、昨日は休日のためか全くリラックスして上機嫌で奥様の展示発表会を楽んで、終始にこやかなご様子でした。そして、生け花のお師匠さんの説明を熱心に聴いておられました。やがて、妻の友人も何人か会場に集まり、にぎやかになってきました。







私はというと、昨年の4月に再任用フルタイムで主として介護労働の部署担当に配置されました。でも、再任用してもらったのは感謝すべきことなのですが、それにしても、これは61歳の老躯には全く無理というか、その職場の他の部署と比べても非常に厳しい肉体労働の職場環境であったのは事実で、そのために10年前に同じ職場で患ったヘルニアが極端に悪化して、わずか1ヶ月足らずで4月末には、つまり着任早々、急性腰痛症、腰痛すべり症、脊椎管狭窄症、要手術だということで診断書が出て、病気休暇、7月には依願退職に追い込まれました。つまり、復帰したとしても再発の恐れが高く、再発した場合は下肢の神経が麻痺して、再起不能も予想されることから依願退職を余儀なくされました。

今年2月初旬に手術を受け、そして幸い成功しました。現在はリハビリのために無職です。今まで働きづめに働いてきて、世の中に仕えてきた過去の価値観や喜びや充実感は、こういう立場になったのですからきっぱりと卒業しております。最近は腰の手術後、徐々に回復・治癒に向かっているので明るい希望が持てている毎日ですし、リハビリをかねての家族全員の団らんもたくさん取れているので、大変ありがたいこととして、いつも喜んで感謝しています。反対に、もし、多少の腰痛があっても周りの筋肉を固めればそのうち治って働けるんじゃないか?などという考えで自己流の無理なトレーニングを重ねていたならば、今頃はまた再発して、こんなすばらしい展覧会に参加できていないのかもしれません。今は、働くなんて先の事は心配せずに、少しずつ牛歩の歩みでいいから今日のリハビリを適正に行うのが正解です。
    イベントハウス 24節季 での一家団欒風景
   長女と次女の2ショット(JR島本駅前の某公園前で)


現在は、周囲の人からは意外だと思われていますが、きっぱりと退職して、そのおかげで家族の団らんがたくさん持てるようになって、かえって良かったと思っています。上の2ショットの写真などは、本日の午後4時に次女と一緒に、長女をJR島本駅に迎えに行ったときに撮った写真です。こんな家族の写真が、今日撮れるまでに足腰が回復していることが喜びです。

災い転じて福となす・・・ということですか?
コメント
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