ワリを食い続ける日本の40代会社員たち
国からは「年金が十分払えないから、65歳以降も働け」と詰められるが、その一方で企業からは「定年まで雇うのは無理」と冷たく拒絶される。従来の人生設計をガラガラと崩されたこの国の会社員たちに明るい未来などあるのか。
ベストセラー『定年前後の「やってはいけない」』などの著書を持つシニア人材紹介会社社長の郡山史郎氏は、次のように指摘する。
「現状の日本の問題は寿命が延びているにもかかわらず、労働基準法をはじめ、働き方の制度がまったくアップデートできていないことです。たとえば、80年前の昭和10年の平均寿命は43歳でしたが、そう遠くない将来には寿命が100歳に達するといわれています。
にもかかわらず、昭和10年当時から働き方や労働の法制度はあまり変わっていません。そのため、会社員の多くが60歳で定年を迎えるにもかかわらず、人材市場には30~50代前半までの働き口しかない。過酷な出世レースを勝ち抜き、50~60代以降も活躍し続けられるサラリーマンはごく一部の幸運な人だけです」
年金は当てにしていたほどもらえず、働きたくとも職はない。そんな絶望が広がるなかで、「最大の受難にさらされるのは、40代会社員である」と指摘するのは、⇒続きはコチラ・・・・
国からは「年金が十分払えないから、65歳以降も働け」と詰められるが、その一方で企業からは「定年まで雇うのは無理」と冷たく拒絶される。従来の人生設計をガラガラと崩されたこの国の会社員たちに明るい未来などあるのか。
ベストセラー『定年前後の「やってはいけない」』などの著書を持つシニア人材紹介会社社長の郡山史郎氏は、次のように指摘する。
「現状の日本の問題は寿命が延びているにもかかわらず、労働基準法をはじめ、働き方の制度がまったくアップデートできていないことです。たとえば、80年前の昭和10年の平均寿命は43歳でしたが、そう遠くない将来には寿命が100歳に達するといわれています。
にもかかわらず、昭和10年当時から働き方や労働の法制度はあまり変わっていません。そのため、会社員の多くが60歳で定年を迎えるにもかかわらず、人材市場には30~50代前半までの働き口しかない。過酷な出世レースを勝ち抜き、50~60代以降も活躍し続けられるサラリーマンはごく一部の幸運な人だけです」
年金は当てにしていたほどもらえず、働きたくとも職はない。そんな絶望が広がるなかで、「最大の受難にさらされるのは、40代会社員である」と指摘するのは、⇒続きはコチラ・・・・