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新しい耳 第33回テッセラ音楽祭
〜告別〜交響曲になった歌曲たち
感慨深く終えることができました。
このコンサートのために4月から機会があれば全曲弾いてイメージを膨らませて参りました。
バリトン歌手の松平敬さんとの共同作業は本当に面白く、リハーサルで言葉こそほとんど発しないのですが、音を通してのやりとりが本当深い楽しみがありました。
全ての曲がマーラー、例外として後半の最初のみシェーンベルクのピアノの小品から大地の歌の告別へのアタッカ。
そのアイディア、選曲から松平さんのセンスが素晴らしくその中で各々のマーラー像を音にぶつけて作り上げたコンサートであったこと思います。
私個人の音楽的な解釈も松平さんの解釈と同じであったのか、全て受け入れていただき、音符の中で自由にその世界を広げさせていただきました。
特に告別の最後の部分の様々な演奏はどうしても腑に落ちないものがあったので、松平さんのご提案で今回納得した解釈でできたような気が致します。
このテッセラでの音楽祭は私の大学時代の室内楽や様々なクラスでお世話になった師匠廻由美子先生が2007年から17年間続けてこられた音楽祭で私も5回出演させていただいておりました。第一回目はピアノソロ、ジェフスキーの「不屈の民変奏曲」それからは4回松平敬さんとの共演によるものです。
シューベルトの「冬の旅」全曲など全てヘビーなプログラムでしたが、我々の提案を廻先生は全て受け入れていただきました。
そして今回のコンサートです。
今回で一旦このテッセラの音楽祭はひと段落致します。
その最後の大役を仰せつかりその意味でも感慨深いものがありました。
この音楽祭で松平敬さんとも知り合うことができ、それがきっかけともなり「浜辺のアインシュタイン」の公演にもなりました。まさに一年前のことです。
廻先生と私のキーボード、松平さんほか素晴らしいメンバーとの共演となったのでした。
廻先生今まで本当にお疲れ様でした。
素晴らしい音楽祭をありがとうございました。
マーラーのこの歌曲、大地の歌「告別」はレパートリーともなったので、是非これからも演奏できればと思います。
松平敬さん、廻由美子先生、他お世話になりました沢山の皆様有難うございました。