毎年の大晦日は確定申告のためのほとんどの書類を揃える作業で朝から全ての通帳のコピー、クレジットカード明細ダウンロード、12ヶ月分の個人用と業務用に分けた全ての紙の領収書を整理、インターネットで買ったものの領収書は全てダウンロード、プリントアウト、さまざまな控除書類の整理等を行い、とうとういま全て整理して終える事ができました。全ての領収書ほか書類を見ると、まざまざと1年間の全ての瞬間を思い出します。
そして、ずっと長い事大晦日はこの曲を聴いて一年を終えます。本日も領収書の整理などもずっとこの曲を聴きながら行っておりました。
マーラーの交響曲第9番。
沢山の指揮者の演奏を聴くことができました。
やはり私はこの曲が1番好きかもしれません。
クラシック音楽でとくにこの一楽章、四楽章はこれ以上私が好きな曲が見つかりません。
今年は年末にタカギクラヴィア松濤サロンでメシアンの「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」を名匠大谷重治さんとできたことが大きかったです。一昨日のことでしたがまだ余韻が残っております。
今年はざっくり数えても142の本番の機会をいただき、全て素敵な瞬間ばかりでした。
特に2000人もの札幌コンサートホールキタラで私が構成させていただいた「おまえうまそうだな」を大好きなメンバーと満席のお客様の前で演奏できたり、久石譲さんの隠れた名曲、ミニマル音楽のコンサートを最高のメンバーで大阪と埼玉で演奏できたこと、大好きな5人のメンバーで5台ピアノのCDを1800人以上の素晴らしいりゅーとぴあでほぼ1週間かけて作り上げたこと、新しいレパートリーで新潟と三重で5台ピアノのコンサートができたこと、大好きな名護で新しく子供のためのコンサートやクワチュールベーの皆さんと超満席のお客様の前で演奏できたこと、兵庫県立芸術文化センターで、素晴らしい調律師荒木さんと本当のピアノ解体、ピアノの秘密を伝えることができたこと、2005年から関わらせていただいているSony Music FoundationのConcert for KIDSで全国をめぐることができたこと、素晴らしいメンバーでシェーンベルクの「浄夜」ピアノトリオ版ができたこと、他にも沢山の素晴らしい思い出がこのマーラーの9番を聴きながら走馬灯のように浮かんでまいりました。
今年も北海道から沖縄まで伺うことができました。
ここまで無事に楽しく演奏できたのも、私の家族、私のマネージャーをはじめとした沢山の素晴らしい方々のサポートがあってこそです。
改めてサポートいただいた全ての皆様に感謝を申し上げます。
来年も沢山の方に音楽を届けたいと思います。
まだまだ力を振り絞って頑張ります。
今年お世話になりました皆様
有難うございました!
来年もどうぞよろしくお願い致します!
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