自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

人生は障子の隙間を通るようなもの

2019年09月12日 | なかま道志

15号台風により、千葉県を中心に大きな被害が出ています。

停電による弊害がこんなに大きなものだと、改めて驚きを感じています。

私たちの生活では全てが何らかの関係で電力を使っているのですね。

この道志で電力が使えなくなったら・・・。

ガスはプロパンです。

冷蔵庫の中身は全滅ですね。

トイレはウォシュレットですが、使わなくても・・・。

しかし、浄化槽は電力が必要です。

風呂・テレビ・パソコンは使えません。

携帯は車で充電できます。

そうか!充電式の工具が使えませんね。

話は変わりますが、我が家の玄関に飾ってある「書」と「絵画」をご紹介いたします。

 

 

「嘉日」(かじつ)

現在の天皇陛下の書道の先生、桑原翆邦(すいほう)先生が82歳の時に書かれた書です。

意味はそのとおりで、おめでたい日(良き日)なのでしょう。

大事にしている書です。

 

 

「散懐」(さんかい)

高橋蒼石(そうせき)先生の書です。

ある書道展で入選し、祝賀会の時に先生よりコメントとこの書をいただきました。

最初は意味も分からずにいましたが、調べてみるとその時の私の心情にピッタリでした。

「散懐」・・・。

いろいろな解釈はあるようですが、「邪念を振り払って心を晴れやかにする」とか、「眠っている思いや表現を、おもいきって表にさらけ出そう!」と言うことです。

どちらの解釈も分かるような気がいたします。

 

 

この内容は以前、拙ブログでもご紹介しております。

当時はいろいろとあり、まさにピッタリの意味でした。

繰り返しになりますが、「邪念を振り払って心を晴れやかにする」

ある意味では落ち込んでいましたね。

「眠っている思いや表現を、おもいきって表にさらけ出そう!」

表にさらけ出したくても出せない、鬱積(うっせき)した気持ちにもなっていました。

それからは、この「散懐」を玄関に飾っています。 

 

 

 あとは、ある試合で優勝した時のモノを、田中廣悦さんと言う方に絵にしていただきました。 

気に入った絵です。 

姉さまとも話をしていましたが、戦前に生まれ食べるのにも苦労してきた方々は90歳は当たりまえで、100歳時代を迎えています。 

しかし、最近訃報が届くのは、70歳代とか80歳代が多くなってきました。 

子どもの頃は戦中か戦後だと思いますが、何故か?です。 

食べ物?生活様式?分かりません。 

貧しかった時代の方の方が長生きしているのです。 

更に現代社会では、アウターでは体も大きくなりそれなりに健康だと思われていますが、インナーに弱くなっているのでしょう。 

便利になり過ぎたせいもあるのかも? 

また、ストレスに弱い若者も増えているのも感じます。 

ひょっとしたら、健康寿命も短くなるかも知れません。 

まさかと思うような、事件も頻繁に起きています。 

どうすれば良いのでしょうかね? 

私は逃げ切り世代と言われていますが、あと30年先には年金も底着くようです。 

姉さまは人の一生は障子の隙間?を通過するようなものだと言っていました。 

一瞬であり、後からいろいろと考えてもダメだ!とのことです。 

お金の価値観が分かっている時に使わなければとも思います。

昨日は午前様で、品川で飲んでいました。

午後から道志に入りました。

5時過ぎから小雨が降っています。

 

Hiro