コロナ禍が起因として、在宅勤務やテレワークなど生活様式も大きく変化しました。
この変化は今さら始まったことではありません。
私のように団塊の世代やゆとり世代・・・。
1965〜1980年生まれあたりの世代は X世代(Generation X)という言い方がありました。
日本では新人類などと呼ばれた世代です。
頼んでいた草花が入荷したとの連絡があり、園芸店に伺いました。
非常事態宣言が発令され(その前の在宅勤務が増えたころから)、園芸店はバブル景気のようです。
店員さんも忙しく走り回っていました。
家で草花などを育てるステイホームに切り替えたのでしょう。
私が初めて買い求めた携帯電話です。
無線で?どうして、遠距離まで話すことができるのだとうと不思議でした。
また、カーナビの正確さにも驚きを感じ、これまたどうしてこんな地図(位置情報)が入るのかと思った世代人です。
先日、あるお店にスクラップブックを買い求めに行きました。
若い店員さんはキョトンとしています。
他の店員さんはこちらのコーナーにありますと導いてくれましたが、アルバムの棚でした。
スクラップブック自体を知らないのです。
私は何十年も前から、新聞の挿絵を切る抜いては張り付け保存しています。
好きな天ぷらにしてもらいました。
山菜や旬の筍ご飯も美味しいですね。
いったい、おふくろの味や女房の味はどうなっちゃうのでしょうか?
全てファミレスやコンビニの統一された味になるのでしょう。
それが残念でたまりません。
現代の生活にはSNSなどが広く普及しています、コンビニや宅配で食糧は調達できます。
このZ世代は18歳から24~5歳までを言いい、「あるのが当たり前」からスタートしています。
*詳しくネットで検索してみてください。
話すことができれば良いと思う携帯電話から、スマホに移行しパソコンを持ち歩いているようです。
リモート飲み会や情報源もスマホでできます。
コンビニ・水洗トイレ・デジカメ・冷凍食品・・・・。
対面商売で買い求めた店も少なくなり、汲み取り便所も経験したことがない方も多いのでしょう。
カメラもフィルム式で水中写真を撮っていた私・・・。
このZ世代には、取扱い説明書などは必要ありません。
分からなければスマホで検索し、ユーチューブなどで解決しています。
私が渡米したのは50数年前でした。
日本では台所(お勝手)と言って、鍋釜があり日常の食器が所狭しと並べてられていました。
ある裕福なお宅に伺った時に驚いたのは台所(お勝手)と言う雰囲気ではなく、そこで集える居間みたなキッチンでした。
きれいに片付いていて、全て収納なされています。
半世紀前にコインランドリーもありました。
80歳過ぎてもノークラッチ(ギアの無い車)*今の普通の車を運転し、ボタン一つでガレージの扉が開くには驚きを感じました。
また、ある方の別荘では、暖炉に火をいれクーラーを入れていたのには驚きました。
50数年前のことです。
私(18歳)は運転免許を取得する時代は、学科・構造・技術(運転)があって、構造ではタイヤ交換の仕方、オイル点検やクランクシャフトと言ってエンジンのかけ方などを習得しました。
今ではほとんどがオートマ(ノークラッチ)車です。
構造なっていう学科は無いのかも知れません。
今まで2年間勤めた4つ目会社で、社員向けの教育?資料として週に2本感じたことや経験、時代の流れなど情報としてまとめ配信していました。
道志では長靴を履いて畑仕事で楽しんでいるように見えますが、一方では真面目に働いていました。
社員の皆さんも私の配信を楽しみにしていたようです。
200号(400頁にもなる資料)を越え、退職する時に記念に製本していただきました。
コロナ禍では、こんなことが私の仕事でした。
その中で、世代の異なりもご紹介していたのです。
このZ世代に昔はこうだったとか、背中を見て覚えろは通用しません。
しかし、熟練した方の暗黙知は重要です。
これをいかに伝えるかが、課題になるのでしょう。
やはり、団塊の世代は次の世代にバトンを渡す時期になったのでしょう。
それが潮時と言うのかも知れません。
もちろん、まだまだとお思いの方が多くいらっしゃるかと思いますので、頑張ってくだい。
今回は真面目な?内容でした。
Hiro