手塚治虫さんの70数年前に描かれたマンガの文面は・・・。
「2000年の東京に立ってまず外人はめんくらう・・・・・」
「21世紀と20世紀の古さがごちゃ混ぜになった 大都会だ・・・・」
「武蔵野を歩く人は 道をえらんではいけない」
「これは国木田独歩という人が書いた「武蔵野」という小説じゃよ」
「ただその道をあてもあく 歩くことで満足できる」
「その道は きみをみょうなところへみちびく」
「もし人に道をたずねたら・・・」
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「頭の上で鳥が鳴いていたら 君は幸福である」
「あーあ・・・・ 世の中も変ったのもじゃわい」
「わしの子どもの頃はまだ 東京にも緑の雑木林があったのだが」
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昭和28年初出されたマンガですが、当時描いていた世界が現実になっているのです。
携帯電話、話せる腕時計。空飛ぶ車、世の中の情報が瞬時にわかる器具(パソコン)、超高層ビル群。すべて現実のモノになっています。
私たちは、果たして50年先を読むことができるかのでしょうか?10年一昔(ひとむかし)と言われてきましたが、今や1年一昔(ひとむかし)になりそうです。
改めて、手塚治虫さんは超能力者なのか?その凄さがわかります。今、存命なら せめて10年先がどうなっているかをお聞きしたいくらいです。
*参考に当時のマンガを添付しておきます。(失礼ながら、著作権もあるかと思います。スミマセン!)
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拙ブログをご笑覧いただいている方は、ほぼ?私たちの同世代かと思います。
さて、叱咤激励は過去の言葉になりました。
今の時代、打たれ弱い方も増えているのも実情です。出る杭は打たれると言われていましたが、今や出る杭が無い?とも言う方もおります。確かに辛いことは進んでしない方のほうが多いようです。
私はそんなことは無いと思っています。きっと世代の違いやモノの考え方、そして価値観が変わったのでしょう。
戦国時代の鎌倉から江戸時代・明治時代の方が私たちの生活を見たら、きっと嘆くかも知れません。
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私の子どもの頃はこんな生活でした。自宅の便所も汲取り式で親父と肥桶を担いでは、畑に人糞を撒いて肥料にする手伝いもしていました。また、それが出来ない家では一樽いくらと支払って、バキュームカーなどで運び、砂利穴(砂利を採取した穴)に投棄していたのです。
道志では合併浄化増を使用して、道志川の水質を守っています。
中高生のアンケートで将来の希望が発表されていました。
1位は会社員です。それもIT関連の仕事です。
![IT企業に就職するなら英語は必須!おすすめの勉強法も紹介 ...](https://msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqG9EDz3zwc1Ty-IYYnjicYmmQACSwYqIuW-N3eY9zonbhGLCKhuC5N3ZiDllbQx11RkVqR9tpdFuc06IsyhkELCPK3uphGENt3HR8XhqMMdasiWt9wuNWQUKt86ozSjrCCF5AIkF5ufravNJxcETSXVQ_rmiKCWakaZtt7ntyMArwp1A95QTxy_tjS3bBfdm9Q0obXpQFxiznywBiQm1Fk6gkkHsR3g838n5o6x1J8YcG6ifeNeR-tqXz21DhdDi47UXuAqaBH9--dQDkewj3xRlGiQqtbzCNTfKcEz6NVpbk/1f94e50288e328553366593cf8ed2b4a-1024x768.jpg?errorImage=false)
*会社でのリモート画像はご紹介できませんので、ネットより拝借しているイメージ画像です。
私も、最後(コロナ禍の時)は在宅勤務でリモートワークでした。
描く会社員だって、そんなに楽ではないかと思います。昔の話ですがデジタル化が導入されてアナログ生活で仕事をしていた中堅の方が、急にワープロやパソコンが配備され、付いて行けなくて体調を崩し退職した方もいました。
信じられないような本当の話です。
私たちだって、先ずは分厚い取扱い説明書を開いて、順にチェックしながら前に進もうとしています。しかし、デジタル社会で育ったいわゆるファミコン世代は取説など読みもしません。ただ、いじっているだけでセッティングなども終了してしまいます。
パソコンやスマホの設定するにしても、取説の言葉が分かりません。これじゃ外国人と会話しているようで、手も足も出ません。テレビコマーシャルでも、設定付きの販売とか、お客様サービスダイアルなども用意されています。
などと年配者をターゲットしたものも多く販売されています。
ほんと、スマホのアプリのインストールすりゃ分からないのです。(やっと、アプリとかインストールと言う言葉が分かった程度です)
私も今ではスマートウォッチを3台目となりました。睡眠時間から誰から電話やメールが入っていると通知が表示されます。また、腕時計で会話も出来る時代です。70年くらい前に初版を出した、手塚治虫さんの「鉄腕アトム」の夢のような時代が現在になっています。
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はじめて購入したスマートウォッチです。その後、機能もアップしましたので2台新しくしています。
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だいぶデジタルにも慣れてきて、取説などは読まなくても何とかできるようになりました。
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アプリもだいぶ増えてきたました。chat GPTと言う便利なアプリ(英語でも日本語でも質問するとかなり正確に答えてくれます)もありますが、個人的にはあまり活用することがありません。
「若ければ若いほど」仕事や発想もスピーディーに行えます。いわゆる、ゆとり世代だって現在のZ世代にはデジタル知識には負けてしまうのでしょう。
中高生がIT関連の会社に就職したい気持ちも分かります。
私のような世代は、先ずは取扱い説明書を読んだり、若い人(我が家は息子)に助けてもらったりしています。ゼンマイ式の時計だって直せます。電気の安全器のヒューズ交換もできます。子どものころは鉱石ラジオだって作っては周波数を合わせて聞いていました。
短波放送も聞いては、天気図も自分で書いたり作ったりしていました。「南大東島、南南性の風、風力3、何ミリバール」と売っている天気図に記しては天気を自分で予報していたのです。
会社員もIT企業ばかりではありません。銀行関係も大変だとか?他の業種も同じくです。
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ある時、山梨県のある高校でお話しをしたことがあります。進路指導の話もしましたが、多くの生徒は日常生活に困っていません。親も子どもを遠くの会社には出したくない(行かせたくない)ようです。
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近所の仕事(特に安定した企業)に人気があり、家に帰れば友だちと遊べるし、車もある、もちろんコンビニがある(道志村にはありません)。衣食住が整っているのも現実です。以前はもっと独立心があったような気もいたします。
そんな中(地方では)で、やはり人気は役場や農協(JA)とか、警察・消防、自衛隊などと言っていました。私が係わった会社は全国に事業所などがありますので、転勤や夜間業務あると説明すると見向きもしません。
警察官・消防官・自衛隊だって、転勤はあるし当然夜勤もあります。自衛隊は更に過酷な仕事だと思います。
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ある時、甥っ子の警察学校の卒業式に参加いたしました。まだ真新しい制服で現場も知らない警察官です。余程厳しい訓練や教育現場だったのでしょう。
卒業式は式次第に沿って、厳かに、規律正しく行われています。構内の式場では、中庭の広場で上官の声が響き渡ってます。晴れて式が終了した途端に、防衛大学ではありませんは、生徒(新警察官)解放されたのか?大騒ぎして教官と目を真っ赤に泣きはらして、敬礼して迎えに来た所属先に車に乗り込んでいきました。
訓練や教育が余程厳しかったのでしょう。感動する一場面でした。どんな仕事も厳しいものがあります。
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早朝の野川公園です。自転車で10分くらいのところにあります。
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2位は公務員でした。つぶれることは無いし、安定しているし、給料もそれなりの生活ができると好条件で評価されているのでしょう。知り合いの公務員に聞くと、そのような考え方の部署もあると言っていました。
やる気や配属された部署では、ヤジと怒号のなかで解決して行かなければならない仕事もあるようです。裁判に巻き込まれることもある。新聞記者に問い詰められる時もあると、自分の子どもは公務員になることを勧めないと言っていました。
儲からないとか、どの企業もやりたくない業務も行政(公務員)がやっていると聞きます。
今では相隣関係も希薄で、近隣に誰が住んでいるのかも分かりません。当然ご挨拶もすることもなく、近隣トラブルでは直接お隣に苦情?も言えないことから、嫌なことは役所にお願いするようです。「私は税金を払っているのでなんとかしろ」がお決まり文句になるようです。
手塚治虫さんも、暮らしの変化は想像していたのでしょうが、国民生活(政治家さんも含んで)や近隣との付き合い方、人の心をどこまでお考えになっていたのか、お聞きしたいものです。
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ダンス仲間から、新鮮なのらぼう菜をいただきました!美味しかったですよ。
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かつお節を乗せただけの新玉ねぎも・・・。
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大好きなかた焼きそばです。昨日は雨だったので居間でうたた寝していました。
Hiro