自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

行きつけの回らない寿司屋

2020年01月10日 | なかま道志

先日は友人と二人だけの新年会を行いました。

本来なら仲間が集まって、ワイワイガヤガヤとやりたいところですが・・・。

二人とも70歳を越えるても仕事をしていますが、じっくり話そうとこんな場面が設定されました。

場所によっては道志に似た景色です。

場所は八王子駅北口からバスに揺られて30分のところです。

喧騒な街を離れて、辺りは畑や林そして竹林なども見えてきました。

店の脇には竹林と小川もあります。

場所は八王子の戸吹です。

いつもご紹介している鮨屋さんです。

相手はこの方で、今でも現職で働いています。

ある団体のトップの方です。

一方、私は71歳になりフォースステージ(4度目の職)で品川まで、週に3回通っています。

店のパンフレットには戸吹「鮨忠」

山中に食・書・情在りと書かれています。

二人の新年会はこの鮨忠さんです。

おっ!大将がいる。

大きな手術をして復帰していました。

やはり大将がいると張りつめた空気になりますね。

入院中も店のことばかり考えていたようです。

夢でも仕入れのことなどを見ていたとのことです。

大将は3度の大きな手術をして、自分は魚を三枚におろしたり、形よく包丁入れるのは得意だが、自分の体がそうなるとは思わなかったよ!と笑っていました。

前回、この店にお伺いした時は、書道家の内田藍亭(うちだ らんれい)先生とでした。

その時にお願いした、「笑顔」と言う字を篆書・草書・隷書・行書・楷書などで書いていただきました。

その中で2枚(草書と行書)をお持ちし、若大将に選んでいただきました。

本当にいただいても良いのですか?と言っています。

分かりやすい行書が良いとのことです。

すでに掛ける場所も決めたようです。

草書は〇藤さんに差し上げました。

すでにブログを見て姉さまも隷書体が欲しいと言われています。

この店のシャリは昔ながらの薪釜戸で炊き上げています。

調理場に入ってパチリしてきました。

先ずは生ビールですよね。

もちろん、全て自家製で塩辛も美味い!

この糠漬けは京人参と大根だと言っていました。

鮨は一貫ずつにしてもらっています。

大将は手を休めることはありません。

次を予測して、もし予約していないお客さんが来店してバタバタしないように、5つ先くらい考えていると言っていました。

これが職人技と言うのでしょか?学ぶこと大です。

石川県の吉田蔵(純米)を竹筒に入った二合入りの冷酒をいただきました。

ここから二人の新宴会(会話)が始まりました。

具体的なことは申し上げられないのですが、〇藤さんは一つ下で今年「古希」となります。

私は71歳ですが、昨年は後厄だったのか?親族が二人他界し、気持ち的にも・体力もいろいろとありました。

今後の方向性もダッチロール状態です。

続いて、岐阜県の百十郎(純米吟醸)です。

同じく2合入りを追加です。

〇藤さんもいろいろと公私とも考えるところがあるようです。

静かに杯を酌み交わしています。

私の以前の仕事内容からも、いろいろな事柄を理解しているから飲みたかったのでしょうね。

それぞれいくつになっても、それなりの苦労は付き物です。

せっかく美味しいものが出ますので、貝類の合わせを注文しました。

私もこれをいただき、そして〆に玉子焼きにしました。

大将も元気頑張っていますし、我々も負けないようにしなければなりません。

大勢での飲み会も楽しいのですが、気の合った仲間と二人で静かに杯を酌み交わすのも良いですね。

午後2時ごろにはほろ酔いで八王子駅に着きました。

女房も出かけていて、ラインが入りこれから帰るとありました。

部屋着とネクタイ2本をいただきました。

今年一年、何があっても頑張る?!つもりになりました。

道志に行きたいのですが、来週になりそうです。

 

Hiro