みなさんご存じの「ほうき草(コキア)」です。
育てるのも楽で、各シーズンいろいろな場面(変化)が楽しめます。
これらの材料は道志や自宅で収穫したものを使います。
道志のお隣さんの庭にて、コキアの苗を差し上げて翌年はこんなにきれいに。
乾燥した(枯れた)、まだ種が付いているほうき草と沖縄スズメウリでこんな飾り物を作ってみました。
今年も4月中旬に昨年のほうき草から種を採って置きました。(自宅で蒔いたコキアもポットに移植し大きくなってきました)
ただ、新聞紙の上で擦って種を収穫しただけです。
これが種になります。
私は4月中旬に蒔いたのですが、今頃でも十分に発芽します。
昔は庭箒として使い、掃いている最中にタネがこぼれて春になるとあちこちで発芽していました。
これらをポットに入れ替えて、整腸(成長)するのを待ちます。
最近腹の調子がイマイチで、せいちょうとパソコンに打ち込むと整腸が出て来てしまいます。
これらをプランターや庭先に移植したりします。道志では勝手に生えてきます。
青かったほうき草も夏過ぎには赤く色づいてきます。
これも鑑賞するには良いのでしょう。
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さて、ほうき草(コキア)から箒の作り方をご紹介いたします。
実に簡単で、それぞれの作り方で結構だと思います。
昨年秋に収穫したコキアを陰干にして置きます。
大体の大きさでまとめます。
長さも違えば、カタチも異なります。
あとは、なんとなくカタチを作って行きます。
私が準備するものです。
先ずは針金(結束線と言って鉄筋と鉄筋を結ぶもので、ホームセンターには必ず置いてあります。安くて適度な寸法に切れていますので、使いやすいですね)、あとはペンチと縄類(どんな縄でもOKです)。
カタチづくりは穂先に合わせてですが、長さが異なるために枝が飛び出てしまいます。
大きさを合わせるために、手もとの方を切り取ってカタチづくりしてください。
こうやって、ある材料でお好きな大きさにして、針金(結束線)で持ち手の部分を3カ所くらい縛ります。
そう、持ち手は20cmくらいかな?
この時の注意は針金を縛った時に、端が飛び出ないようにしてください。(ペンチの先で叩くのも良いのでしょう)
簡単に終えるならこれでおしまいです。
更に、見栄え良くするには何のヒモや縄で巻くと良くなり、使いやすくなります。
そうこの時先端は、なるべく丸くなるように(枝が飛び出ていないように)カットすると良いのでしょう。
シュロの縄で巻いてみました。
軽くて使いやすくエコロジーです。
他にも麻縄・タコ糸・ビニールひもで巻いてみました。
紐などで、ぶら下げると穂先が曲がらずに長持ちします。
先人の知恵で非常に軽くて使いやすく、エコロジーのほうき草(コキア)で作る箒でした。
履いている時にタネがこぼれ、また自生してきます。
使えなくなったものは、ほうき草だけを焚き付けにしていたのでしょう。
何かの参考になれば幸いです。
Hiro