令和4年3月18日(金曜日)
日田市議会3月定例会、会期18日目。
委員会審査の3日目でした。
教育福祉委員会では、教育委員会の学校教育課、社会教育課、淡窓図書館、文化財保護課、世界遺産推進室、スポーツ振興課、学校給食課等が所管する事業予算を中心に審査を行いました。
私は、問題を抱える子ども等の自立支援事業、ICT教育支援事業、確かな学力育成支援事業、中学生学びアップ事業、放課後子ども総合プラン事業、大山文化センター管理費などについて質問し、報告のあった学力調査の結果についても、過去の一般質問の後追いの意味から質問しました。

また、市長の選挙公約である総合的な子ども支援拠点の整備について、これまでの一般質問で、教育の視点が大事ではないかとの観点で取り上げたことが影響したのかどうか知りませんが、新年度の市政執行方針には、「福祉と教育が一体となって子どもの成長を育てることが必要」との考えが盛り込まれました。これは、一般質問で、中島議員や私に言われたからではなく、市がそれ理解し、納得したからだと信じている。だから、受け身ではない主体的な取り組みを求めたいと要望しました。
一昨年、昨年は、総務環境委員長として、予算審査に関わりました。委員長の一委員としての発言は許されるため、質疑しても構わないのですが、予断を持った委員会運営とならないように心がけていました。そのため、過去二回の予算審査は議事に注力した部分がありましたが、今回は審査に集中できました。大した質疑はできませんでしたが、そのための準備など、初心を思い起こす機会をいただきました。タブレット端末もしっかり活用できたと思います。
議院内閣制を採用する国会と異なり、地方議会は二元代表制です。一議員としての立場では、政治的な関係で首長との距離に違いがあるにせよ、基本的に、地方議会には、与党とか野党とかの概念はないと言われます。したがって、私は、本会議場であれ、委員会であれ、言うべきことを言うという姿勢で臨んでいるつもりです。今回の委員会でも、いくつか細かいことや厳しいことを言ったつもりですが、決して、執行部の揚げ足を取ろうという意図の発言はしていないと思います。たぶん…。
さて、今日(3月18日)の新型コロナウイルスの日田市内の陽性確認は、昨日よりも7名増の13名でした。

・年代別では、10歳未満と50代以外の各年代で陽性者を確認。最多は、60代の4名。
・接触状況では、「家族」が6名、「職場」が4名。
・大分県全体での病床使用率は27.6%(昨日は28.9%)。
・PCR等検査は、1,855件でうち陽性者は181名(昨日は2,271件中253名)。
明日から3日間は、市の休日のため休会となります。
議案審査は終わりましたが、付託を受けた各議案の委員会での採決は、週明け(22日)です。今定例会での議論をしっかり振り返った上で、態度を決めたいと思います。