何としても見に行きたいと思っていた没後40年「高島野十郎展」今日やっと見に行くことができました。雨が降っているのでゆっくり鑑賞できるかと思っていましたが、1月31日迄なので思いのほか見に来ている人は多かったです。1986年に初めて福岡県美術館で、彼の展覧会が開催されて以来、蝋燭の絵に魅了されて毎回見に行かずにはいられません。
高島野十郎のパンフレット
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カラスウリ 彼の作品の中で一番ポピュラーな作品。何度も見ている内にイメージが膨らんでいったのでしょうか、もっと大きな作品だと思っていましたら、53、0✕41、0㎝の作品でした。
有明の月 月シリーズ段々お月様がシンプルになっていきます。突き詰めるとこうなるのでしょうね。
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満月 まだ上部に木の葉が見えます。
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月 ついに月だけになりました。無限の広がりを感じます。
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蝋燭 彼は「蝋燭の画家」とも呼ばれて何枚も蝋燭を描いています。子供のころから仏壇の燈明を眺めるのが好きだった私は、この絵を見たとき心を鷲掴みにされた気分でした。じっと見ていると炎の揺らぎの中に温かさや、安らぎを感じます。どれも大好きな絵です。
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