先日、広角レンズを買ったのでちょっと使ってみました。今までは一緒には入らなかった能古島と志賀島が一緒に撮れていました。画面が小さく見難くてすみません。
能古島と志賀島 画面左の大きく見えているのが能古島です。博多湾の中央に浮かぶ島で、福岡市西区になっています。作家、檀一雄（女優檀ふみの父親）が晩年をここで過ごしました。また一年を通して菜の花やコスモスの名所「のこのしまアイランドパーク」があります。画面右側の志賀島は博多湾の北部に湾を囲むような形で突き出た半島です。海ノ中道の先に砂州にかけられた小さな橋を渡ればすぐです。ほとんど陸続きと言っていいと思います。ここは漢の皇帝「光武帝」が奴国（なこく）の使者に送った「金印」が出たことで有名な島です。
福岡タワーと室見川河口 上の風景を回れ右すると、福岡タワーが見えています。左側の白い建物はヒルトン福岡シーホークホテル。その後ろの半分見えている丸い屋根が福岡ヤフオクドームです。前を流れているのは室見川、汽水域あるいは河口域というのでしょうか。ここにはときに珍しい水鳥がやってきます。
室見川で写真を撮っていましたが、だんだん日が暮れてきて帰ろうと途中まで来たところで、ウミアイサに出会いました。もう少し早く気が付けばよかったのですが、アッと思ったときは水に潜られていました。潜るのはお手の物でしょうが、息が長いですねえ。私も試しに息を止めていましたが、とてもかないません。音をあげて息をして、それからまだしばらく水面から頭を出しませんでした。
ウミアイサ 夕暮れ時の川の中央ですからかなり不鮮明です。この鳥よく見ると時代劇に出てくる浪人のようです。頭はかなりぼさぼさだし、羽はつぎはぎだらけの着物のように見えます。感じたままですので、気分悪くしないでね。
昨日、室見川で出会ったカンムリカイツブリです。この鳥はとても警戒心が強くて、いつも川の中央にいますから、大きく撮れたことがありません。
カンムリカイツブリと手前はホシハジロ どちらもお昼寝中です。
カンムリカイツブリ 熟眠中？
ホシハジロ どうしたんでしょうね、涙のようなのが見えます。眼を開けてないような。
先日は遠くから後姿を見ただけだったので、今日こそはと室見川のオナガガモに会いに行きました。ちょうどお昼寝タイムだったようで、全員お昼寝の最中でした。それでもそっと近づいて寝姿を撮らせてもらいました。
オナガガモ
オナガガモの番 さすが野鳥ですね、寝ているように見えますがオスもメスも眼を開けてこちらを見ています。お邪魔してごめんなさ～い。
こちらのカップルもおさおさ用心は怠っていません。彼らはこま眼ちゃんですからちょっと分かりにくいですが、メスの方はかなり厳しい眼で睨んでいます。
オナガガモ♂
オナガガモ♂
イソシギ オナガガモがお昼寝している傍でせっせと餌探しをしていました。
今日は趣味のグループの忘年会で天神まで出ましたので、ついでに警固公園のイルミネーションを撮りに行ったのですが、あいにくの雨で思ったように撮れませんでした。かつてここはわが母校の運動場でしたので、感慨深いものがあります。
このアーチをくぐっていくと警固公園に出ます。
警固公園のイルミネーション 雨が降っていますのでひっそりとしていました。
