続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

哀れなるかな、桐生市指定重要文化財・高縄の摩崖仏

2022-09-12 14:53:02 | 群馬県・旧勢多郡

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を北に出ます。

ひめちゃんは、なんとなく毛づやもいいし、もしかしたら恋の季節?

タバサねーちゃんのお尻のにおいを嗅ごうとして、叱られました

タバサねーちゃんは避妊手術をしてあるので、基本的に恋の季節は来ません。

でも、最近ケンくんが大好きになったようですけど。

 

七海ママとひめちゃんは、いつも一緒に恋の季節がやって来ました。

ママはひめちゃんに、「恋の季節はママと乗っかりこするのよ。」と教えました

そして自分は雄犬との交尾を望んで行動していたのです。

ひめちゃんにも、恋の季節の自然な行動パターンはありますけど、ママの変な教育の成果も残っています

 

 

沼下のヒマワリは、もうすっかり枯れています。

種を取ったようです。

来年蒔くのかな?

 

 

久しぶりに岩神沼(いわがみぬま)に到着です

だーれもいません。

ちょっと寂しいね

獅子くんとよく来たね

 

 

今朝は摩崖仏までいこう

 

 

沼上の田んぼ、稲が頭を垂れてきました。

ここは、字瀬戸なのですね。

 

 

少し北上して高縄の摩崖仏です。

あれ、また通行困難が強烈に復活です

桐生市指定重要文化財・高縄の摩崖仏は、なんと行きずらい桐生市指定重要文化財なのでしょう

 

当然だけど、桐生市の手は全く入っていません。

旧新里村の指定文化財は、「桐生市指定にしてやるけど、一切の補助はありません」と言われて指定されたという証言があります

40億もの持参金を持って、何のために合併したのでしょう

 

そもそも、桐生市との合併に賛成か反対かの住民投票もありませんでした

群馬銀行のキャッシュコーナーは役場前から撤去され(桐生市は東和銀行がメインバンクなんだそうです。)、路線バスは廃止されました

デマンドタクシーはあるけど、台数が少なく、いつも専用で使用している人がいて、電話すると「タクシーを使え」と言われるそうです

「合併して何もいいことなかったね。別れられないのかね。」、そんなお年寄りの声もきかれます。

 

 

通りずらいけど、何とかすり抜けて、「みなさん、おはようございます

摩崖仏手前の巨石の浅い洞、どうもどなたかいたような感じです

 

馬頭観音さん、今朝は頭上のお馬がよく見えます

合掌

 

摩崖仏前の彼岸花は、開花までもう少しかかりそうです。

桐生市HPには、

高縄の岩沼から北へ約150メートルのところに、赤城山の泥流によって運ばれてきた大きな岩があります。最も大きなものは、高さ3.8メートル、幅は約4メートルもあります。その南面に阿弥陀如来(高さ56センチメートル)を中心に、脇侍として右に観世音菩薩(高さ50センチメートル)、左に勢至菩薩(高さ50センチメートル)が、半肉彫りされています。像が彫られた年代を明らかこする資料はなく、鎌倉時代頃と推定されています。岩の左側には、経文を納めた丸い穴が彫られています。 このように、阿弥陀如来を中心にした典型的な配置を、弥陀三尊像といいます。阿弥陀如来は、寿命無量(じゅみょうむりょう=はかり知れないほどの命)、光明無碍(こうみょうむげ=さえぎられることのない光)の仏で極楽浄土の中心仏で、奈良時代以前よりあつい信仰を受けています。

岩沼ですって

岩神沼です。

岩神は、ここにおいでの方々です。

桐生市のこのページを作成した人、是非おいでください。

 

ちょっと悲しいね、哀れを誘うね

みなさんに合掌

皆さんがいるから、岩神沼と命名されたんですよね

 

不思議な事に、ここには墓石はありません。

祈りの石造物のみです

行仙上人の『念仏往生伝』、上野国山上周辺の念仏往生者の面影も感じられるパワースポットです

 

 

摩崖仏裏を通って帰ります。

土手に葛(くず)です。

ここは、中世には葛塚村だったのです

 

 

プーちゃんの前を通って帰ります。

ひめちゃんは、尻尾を振って声を出して呼びます

プーちゃんも反応しています

ひめちゃん、恋の季節です

コメント
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