ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。
曇り空で、タバサねーちゃん、ちょっと見えにくいかな?
あちゃあ、黄色い帽子の子供達だ
久しぶりに、小学生の登校に遭遇です
ひめは、いくつになっても、子供が苦手だわね。
ふう、行ちゃってよかった
天神田(字天神の田んぼ)を歩いて帰ります。
帰道は、タバちゃんも元気に歩きます
小角田の新田義貞首塚北方には、観音寺があるはずです。
『世良田村旧蹟案内』によれば、
観音寺
大字来ず澪だの北部に在り。高徳山菅野にと称し、大字世良田総持寺の末寺にして、新義真言宗なり。創建年月及開基人名等詳ならず。新田系図に、世良田頼氏の女小角女房(法名浄院)此地に住すとあれば、当寺と関係を有せしものにあらざりしか。或は云ふ。当院は元総持寺の寺中にして、その屋敷は高橋(大字世良田の西端)の東観音堂という所にありしと。
金山再興の覚書 に云、世良田村の北西に、小角田といふ所在り。 往古此村に称名院観音寺といふ修験の寺あり。明徳応永の年頃岩松村へ引越し、八幡山称名院観音寺といふ。云々。
(『世良田村旧蹟案内』にある旧蹟略図)
観音寺の寺の文字あたりが、新田義貞首塚だと思います。
でも、お寺らしきものは見当たりませんでした
ストリートビューをよくよく見て、6月10日、出直しです
国道353号線の小角信号信号を南に右折し、すぐの細道をまた右折します。
らしき風景が見えてきました
御堂はあっても、無住のようです。
ここには、小角田会館があります。
地域の集会所としても機能しているのですね
本堂屋根には、新田氏の紋所・大中黒です。
合掌
脇の御堂にも大中黒です。
石仏がおいでです。
阿弥陀如来かな?
合掌
石造物の山にも、大中黒です。
かつては、ちゃんと和尚さんが居たんですね。
大中黒がちょっと寂しい
朱の残る元気な、如意輪観音もおいでです
合掌
こちらも朱の残る青面金剛です
優しそう。
三猿もいたずらっ子のような風貌です。
合掌
細道の向こうに、鳥居のある神社があります。
何様かな?
とりあえず、2礼2拍1礼です
会議所前に戻ります。
今は使われていないようですけど、尾島町掲示板です
昭和30年に世良田村が尾島町に合併するときに、独自の道を選んで境町に合併した所もあります。
でも、小角田は、尾島町に合併することを選んだのです