続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

小角田観音堂

2023-07-06 17:44:14 | 新田紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

曇り空で、タバサねーちゃん、ちょっと見えにくいかな?

あちゃあ、黄色い帽子の子供達だ

久しぶりに、小学生の登校に遭遇です

ひめは、いくつになっても、子供が苦手だわね。

 

ふう、行ちゃってよかった

 

天神田(字天神の田んぼ)を歩いて帰ります。

帰道は、タバちゃんも元気に歩きます

 

 

 

小角田の新田義貞首塚北方には、観音寺があるはずです。

『世良田村旧蹟案内』によれば、

観音寺
大字来ず澪だの北部に在り。高徳山菅野にと称し、大字世良田総持寺の末寺にして、新義真言宗なり。創建年月及開基人名等詳ならず。新田系図に、世良田頼氏の女小角女房(法名浄院)此地に住すとあれば、当寺と関係を有せしものにあらざりしか。或は云ふ。当院は元総持寺の寺中にして、その屋敷は高橋(大字世良田の西端)の東観音堂という所にありしと。
金山再興の覚書 に云、世良田村の北西に、小角田といふ所在り。 往古此村に称名院観音寺といふ修験の寺あり。明徳応永の年頃岩松村へ引越し、八幡山称名院観音寺といふ。云々。

(『世良田村旧蹟案内』にある旧蹟略図)

観音寺の寺の文字あたりが、新田義貞首塚だと思います。

 

でも、お寺らしきものは見当たりませんでした

ストリートビューをよくよく見て、6月10日、出直しです

国道353号線の小角信号信号を南に右折し、すぐの細道をまた右折します。

 

らしき風景が見えてきました

御堂はあっても、無住のようです。

ここには、小角田会館があります。

地域の集会所としても機能しているのですね

 

本堂屋根には、新田氏の紋所・大中黒です。

合掌

 

脇の御堂にも大中黒です。

石仏がおいでです。

阿弥陀如来かな?

合掌

 

石造物の山にも、大中黒です。

かつては、ちゃんと和尚さんが居たんですね。

 

大中黒がちょっと寂しい

 

朱の残る元気な、如意輪観音もおいでです

合掌

こちらも朱の残る青面金剛です

優しそう。

三猿もいたずらっ子のような風貌です。

合掌

 

 

細道の向こうに、鳥居のある神社があります。

何様かな?

とりあえず、2礼2拍1礼です

 

 

会議所前に戻ります。

 

今は使われていないようですけど、尾島町掲示板です

昭和30年に世良田村が尾島町に合併するときに、独自の道を選んで境町に合併した所もあります。

でも、小角田は、尾島町に合併することを選んだのです

 

 

 

コメント
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