ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出て右折、東芝(ひがししば)の田んぼを歩きます。
赤城山はきれいに見てえます
この田んぼの稲は刈り取られずに、このまま朽ちていくのかな?
未だかつてない事態が起こってます
ちょっと悲しいね
プーちゃんの前を通って帰ります。
プーちゃんは、換毛まっただ中です。
もうじき、別犬のようにスッキリするね
帰道、タバサねーちゃんは、軽快に飛ばします。
10月25日、仙石線・多賀城駅から、東北本線・国府多賀城駅まで、バスで移動します。
国府多賀城駅には、ほとんど人影もありません
観光ボランティアガイドの会があります
「こんにちは お天気が心配ですけど、壺のいしぶみまで行ってこられるでしょうか? さっき多賀城駅では、雷鳴がして少し雨が降りました。」
「ここも、さっき降ったんですよ。なんなら、傘をお貸ししましょうか」
「ありがとうございます。でも、折りたたみ傘持ってます。」
「近道をお教えしましょう 駅の側からそこの高台の遺跡を横断して、サッカー場の裏を行くとすぐですよ」
「ありがとう。行ってきます」
「たがもん」にも、こんにちは
行ってきます
駅の側に館前遺跡です。
国司の館跡らしいですね
遺跡から振り返って、国府多賀城駅です。
駅構内には、さっき乗ってきたバスが待機しています。
時間調整かな?
バスの向こう、シートで覆われた物体は、ミニチュアの多賀城南門です。
修復中かな?
教えられた通りに道を辿って、壺のいしぶみ(多賀城碑)の近くに出ました。
たくさんの工事用車両です
南門自体は、できあがっているとか。
ちょっと見でも、姿がみれるといいなあ
説明板があります。
ここら辺が多賀城の正面だったのです
木々の向こうに、復元された南門の姿が見えます
あの右手当たりが、確か壺のいしぶみ(多賀城碑)だったはずだけど
道が見当たりません
雨が止んで、草刈りしているおじさんがいます。
「こんにちは あのう、壺のいしぶみに行くにはどう行ったらいいんですか?」
「そのまま進んで、沼の向こうに道がありますから、登ってください。」
「ありがとう」
確かに壺のいしぶみへの道がありました
ここらへんは、確か多賀城あやめ園だったと思うけど
あやめ(花しょうぶ)って、少し高い畝に植えるんだ
ひめちゃんちの花しょうぶは、低いところに植えたのでほとんど絶滅してしまいました
今度は、少し高い畝に植えましょう
坂を上ると、南門は、すぐそこです
わー、多賀城の南門だあ
壺碑(つぼのいしぶみ)の説明板です。
2代藩主の頃、土の中から発見されたのですか
南門は、壺のいしぶみの側なんだ
壺のいしぶみは、あの覆屋の中にあります
(つづく)