ひめちゃんは、堀之内を西に出ます。
今朝も、あの白い山が見えます
上野国山上から南西の方向に、冬になると一つだけ白い山が出現します。
周りは青いのに、あの山だけ白井から、けっこう高い山かも
アタチも分かりませんでふ
あの山の麓まで行ってみたいけど、相当遠いような気もします
県道142号線(日光例幣使街道)に、「栗庵似鳩の墓」と「上蓮の阿弥陀如来・地蔵石仏」⇒があります。
31と33の中間くらいかな
子どもの森の少し左(西)です。
昨日は、左(西)から来て矢印を曲がりました。
しばらく行くと、小さな御堂が見えます。
ちょっと路上駐車です。
墓地の一角ですけど、南側から入れます。
案内版があります。
阿弥陀如来と地蔵菩薩それに俗体の男女の4体が卵形の1つの石に刻まれているんですか
失礼します。
ためつすがめつ、眺めます。
合掌
栗庵似鳩の墓に寄って、その後、観音寺を目指しました。
観音寺の手前に、気になる空間がありました。
急遽、また路上駐車です。
案内版もあります。
長沼の芭蕉句碑は、ここだったのです。
這出よ かひ屋が下の 蟇の声
寛政癸丑年 長沼松谷発起同通志
蓮沼栗庵甫力総社中 建之
と刻まれているのですね
句碑は栗庵似鳩の提唱で19年前に故人となった、長沼観音寺の住職で俳人の松谷を追悼しているのです。
栗庵似鳩は、雪の中、観音寺の松谷を訪ねてやって来たのでしたね
「這出よ かひ屋が下の 蟇の声(はいいでよ かいやがしたの ひきのこえ)」は、元禄2年(1689)5月17日(太陽暦7月3日)に、松尾芭蕉が尾花沢(山形県尾花沢市)で詠んだ句です。
芭蕉は、平泉の後、出羽国を通って日本海側を尾張に向かいます。
「蚕を飼う部屋の床下からヒキガエルの声が聞こえてくる。そんな暗いところにいないで、こっちへおいでよ」
ヒキガエルは、パートナーを求めて鳴くとか
松谷に呼びかけています
庚申塔や天明の供養塔もあるということです
険しそう
ちょっと登るのは遠慮しておきましょう。
合掌
後で確認したら、例幣使街道周辺の史跡・文化財の32でした
すぐそこが観音寺です。
真っ白な浅間山が見えました
今回ちょっと足を延ばしたことによって、俳諧師・栗庵似鳩が生きてきました
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