続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

やっと辿り着いた穴原の舟渡し場跡

2022-10-11 19:52:06 | 群馬県・東毛

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

タバサねーちゃんは、まだ眠そうです。

 

天神田(字天神の田んぼ)を、廻って帰ります。

 

あれえ、黄色い帽子の集団だ

小学生の集団登校に遭遇です

「おはよう

「おはようございます

みんな挨拶して通り過ぎます。

ああ、怖かった

ひめちゃんは、いくつになっても子供が苦手です。

 

浅間山が見えます

ここ葛塚の要害の地は、お天気が良ければ、上毛三山の赤城・榛名・妙義はもちろん、遠く関東管領の城・平井のある辺りまで見えそうです。

建物の少ない時代には、もっともっと見晴らしのいい場所だったのでしょう。

だから、葛塚の要害の地として、いろいろな勢力がやって来たのでしょう。

 

 

 

 

FC2ブログ「黒柴ひめちゃんの葛塚村だより」で、現在『上州坪弓老談記』を解読中です。

難解というか、わかりにくい所の多い文章です。

 

桐生氏が滅び去ったあと、黒川衆(渡良瀬川流域の武将達)が由良氏に従わないので、由良氏が黒川衆を攻めます。

穴原薬師堂のある穴原が、その舞台の1つとして登場します。

穴原には、対岸の神梅(かんばい)に渡る、舟の渡し場があったといいます。

何処だろう?

地図を見ると、穴原公民館の近くにありそうです。

 

10月3日、タバサねーちゃんとお出かけです。

渡良瀬川に架かる福岡大橋を渡ります。

 

渡って左折、穴原公民館の脇を渡良瀬川目指して下ります。

川沿いの舗装された道はありますが、ゲートがあって入れません

何とかUターンして、元の道に戻ります。

 

民家の脇に次の細道を見付けて入ります。

残念、今回も同じように川沿いの舗装された道には、ゲートがあって入れません

また、何とかUターンして元の道に戻ります。

 

どうなってるの

もう少し行ってみましょう。

 

あれ、対向車が川の方へ入っていきます。

附いて行きます

坂道を下って、川沿いの駐車場です

何台もの車があります

 

みなさん支度をしています。

川に入るのかな?

ここは、釣り人達には知られた場所なのでしょう。

表示も案内もいっさいないのに人が集まっています

 

渡良瀬川です

「ダムの放流による増水に注意」ですって。

「そのときは危険ですから河原に下りないで下さい」ですって。

河原に下りられるようになってます。

ちょっとやめておきましょう

タバちゃんの足も心配だし

 

川沿いの舗装された道です。

ずっと向こうまで一本道なのに、向こうから入れません。

何かワケがあるのかな?

 

地図を見ると、この辺りではここが一番川幅が狭いです。

渡し場があったのも納得です。

軍勢も渡れるかな?

 

「大間々街渡良瀬川上流ふるさとづくり協議会」ですか

本協議会は、歴代区長を中心に塩原・神梅地区の皆様方の協力のもと、地区の意見を渡良瀬川の整備に反映させるために平成8年に結成されました。

 

穴原を含む塩原と、対岸の神梅で協力ですね。

対岸の神梅は、戦国時代には黒川衆がいました。

 

桜の季節の渡良瀬川も良さそうです。

 

釣り人達は、川に入ってます。

何が釣れるのかな?

それにしても、「舟渡し場跡」の表示がない

 

アタチは、楽しいです

タバサねーちゃんは、お出かけ大好きです

 

向こうからお散歩の子がやって来ます。

ちょっとご挨拶です

犬の散歩にもいい環境です。

 

さて帰りましょう。

あれ、「舟渡し場跡」の表示が見えます

駐車場の一番奥まった所にあったんだ

坂道の途中で、後続車があって、駐車出来ません。

やむなく、車中からの写真のみになります。

タバちゃん、また来ようね

 

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おびんづる街道

2022-10-10 15:37:51 | もう一つの石田川物語

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出て、天神田を歩いてきました。

雨は止んでいたけれど、湿気がすごくていい写真もありません

 

昨日の朝散歩の写真です

久しぶりに山上城、北西の農道から入りました。

蚊もいないみたいだよ

 

本丸の向こうに朝日が見えます。

二の丸と三の丸の間を通って帰ります。

蕨沢川の縁に植わった花桃に、返り咲きです

返り咲きして、来春ちゃんと花が咲るのかな?

 

2人の足は、ケンくんちに向かいます。

ケンくんはいました

でも、ガラス越しのご対面です。

後ろから、「タバサねーちゃんも来たわよ」の声もかかります

 

 

 

(9月29日)

馬場稲荷神社から、チェロを弾く巨人の所に出ました。

 

どうも一周して、始点に戻ってしまったようです。

 

おびんづる街道を少し北上してみましょう

 

少し行くと、「お賓頭盧さま(おびんづるさま)旧跡地」とあります。

御賓頭盧さまを祀った、ちいさな御堂でもあったかな?

 

さらに北上します。

 

旧宮城村(前橋市)の苗ヶ島地区の集会所です。

宮城村(苗ヶ島地区)の文化財の案内です。

 

集会所の北に広がる農村風景です。

リアルな案山子がいる

 

田んぼの東のお賓頭盧様にご挨拶でです。

ここは、真義真言宗の金剛寺です。

 

こんにちは

おびんづるさまは、「なでぼとけ」とあります。

時節柄、なでないで合掌です

 

文化財としてのおびんづる様は、後ろの石殿です。

合掌

さっきの旧跡地から移動してきたのです。

でも、なでなで出来ません

旧跡地には、なでなで出来るおびんづる様もあったのかな?

 

案山子のいる風景を見ながら、集会所に戻ります。

あれ、よく見ると手で刈ってあります

日本の風景です

 

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昔の街道沿いの馬場稲荷神社

2022-10-08 16:12:58 | もう一つの石田川物語

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

雨上がりで、あちこちびちょびちょだよ

じゃあ、神社を廻って帰りましょう

 

諏訪神社の境内を通って、北へ抜けて帰ります。

神社裏には、太陽光パネルがいっぱいです

でも、下に何か植えれば、農地の扱いとか

ここは柿の木がいっぱい植わった、柿園と言うことかな?

地面もほとんど覆われて、柿の木が育つのかな?

 

堀之内に戻る頃は、日射しが出ました。

タバサねーちゃんも、元気に歩きます

 

 

 

馬場稲荷神社の馬頭観音、スッキリ見えていい感じです。

合掌

 

馬頭観音のそばには、たくさんの石造物です

 

鳥居の下に、薬師堂⇒ヶあります。

行ってみましょう。

 

稲荷神社の文化財の説明板です。

あ・うん石仏があるのですね。

確かに対になってます

 

あれが薬師堂かな?

建物の中には、たくさんの石造物です。

合掌

 

薬師堂の隣には、大きな石殿です。

中にどなたかおいでです。

 

さて、拝殿でお参りです。

おや、鬼子母神も祀られています。

 

拝殿で2礼2拍1礼です

あれ、「書き置きの御朱印あります。」だって

1枚いただいて、¥300を賽銭箱に入れます。

手書きの御朱印です

手書きの書き置きの御朱印が置いてあるとはうれしいです

 

本殿もなかなか立派です。

 

社殿の西側には、道陸神です

道陸神(どうろくじん)は、道祖神と同じように、道路の悪霊を防いで行人を守る神と言うことです。

ここの細道は、かつては多くの旅人が通った幹線道路だったのでしょう

 

この西の細道を行ってみます。

 

まもなく道沿いの墓地に、大きな御賓頭盧様(おびんづるさま)風の石像です。

 

細道はやがて県道に出ます。

県道をのぼると、さっきのチェロを弾く巨人のところに出ました

チェロを弾く巨人は、岩の向こう側です

 

稲荷神社の馬頭観音から、道陸神を通り、山街道の薬師様を通り、ここに出てくる曲がりくねった道があったのでしょう

道がまっすぐになっても、石造物に昔の記憶が残ります。

おびんづる街道ですか

もう少し北上してみましょう

 

(つづく)

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曼珠沙華の中の石仏群と馬場稲荷神社の馬頭観音

2022-10-07 17:15:20 | もう一つの石田川物語

冷たい雨が降りそうな朝でした

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内の西側を歩いてきました。

蕨沢川を渡らずに、川沿いの道を帰ります。

文字の後ろに、めだたなく「ぐんまちゃん」です。

 

ねえ、今日はシャンプーやさんに行くんだよね。

雨で寒くて、ちょっときついね

シャンプーやさん(ペット美容室)と相談して、ひめちゃんとタバサねーちゃんのシャンプーは来週に延期になりました。

 

ひめちゃんちに、早くも椿が咲き出しました。

もうそんな季節

 

 

 

石合薬師からの帰り、見たことある、現代アートの石像です

何か意匠があるのでしょう

 

 

道の南側には、彼岸花の中にたくさんの石仏群です

曼珠沙華の中の石仏群、こちらの表現が似合いそうは風景です

聖観音かな?

僧形の墓石もあります。

 

石殿もいくつもあります。

 

南側の垣根の下にも、石仏群です。

石殿があります。

この辺りは石殿が多いです。

 

後で知ったことですが、あの垣根の向こうには山街道の薬師様という凝灰岩石仏が祀られている小堂がありました。

東を走る県道102号線ができてまっすぐな道が出来て、山街道の薬師様はめだたなく民家の一角になってしまったようです

そのうちに、民家に声を掛けて拝ませてもらいましょう。

昔の道がまっすぐでなかったのが分かります。

 

 

県道を南に下ります。

左手に、見たことある風景があります。

ちょっと寄り道です

馬場(前橋市馬場町)の稲荷神社です。

 

鳥居の前の馬頭観音です。

こんにちは、お久しぶりです

初めて全容を見せて頂きました。

前回の訪問の時には、延びた木の枝で、頭部が隠されていたのです。

ちょうと枝下ろしをしているおじさんがいて、「全体が拝めるようになったら、また来てください。」

 

頭部を隠した枝は伐採されて、スッキリと三面憤怒の馬頭観音様です

合掌

 

さて、久しぶりに境内を散策していきましょう

 

(つづく)

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石合薬師と五輪塔群

2022-10-06 15:32:22 | もう一つの石田川物語

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、久しぶりに、堀之内を北に出ます。

ひめちゃんが足に怪我をして、さらに何かにかまれて、それ以来20年来の北へ出る道は通りません。

一本西のミーナちゃんちの道です。

ひめちゃんのライバル(?)ミーナちゃんが逝ってから、どのくらいたったかな?

あれ、ミーナちゃんちのあたりから、犬の鳴き声がします

大型犬のようです。

ニューフイス登場かな?

そういえば、ミーナちゃんちのお父さん、しばらく姿を見ません

お元気かな?

 

二人は岩神沼に到着です。

だーれもいないと思いましたけど、カモさんの軌跡が水面に活気を与えていました

 

 

 

9月29日、前回案山子が気になった、もう一つの石田川・張馬橋付近に行ってみます。

石田川源流付近から下ります。

晴れていいお天気、榛名山がよく見えます。

その左奥に浅間山も見えます。

 

この流れは、群馬用水でしょう。

赤城南面を東西に走る水路は3本、女堀・大正用水・群馬用水です。

群馬用水が一番北を流れていると言うことです。

 

 

張馬橋付近はもう稲刈りが終わって、案山子の姿はありませんでした。

残念

しゃあない、北に行ってみましょう。

来た道を戻り、石田川源流付近の西を北上します。

 

 

しばらく行くと、少しカーブになったところに、何やら史跡のポールが見えます。

建物には、石合集会所(前橋市苗ヶ島町)とあります。

史跡は、石合薬師です。

 

 

灯籠の奥に薬師様です

五輪塔のパーツも転がってます。

 

左の石殿の中に、薬坪を持った薬師様です。

 

右の石殿にも、どなやかおいでです。

 

その右には、頭上にしっかり馬が乗っている馬頭観音です。

みなさんに合掌

 

ふと気がつくと、見つめられていました

こんにちは

彼女(?)は、ダッシュで去って行きます。

 

 

彼女(?)が去った後、左手に大きなお地蔵様に気づきました。

個人の墓地のようですけど、ちょっと失礼します。

 

石殿があって、史跡のポールもあります。

石殿の中には、どなたかおいでのようです。

合掌

 

ポールの後ろに回って、史跡を確認です。

五輪塔とだけあります。

 

薬師様の方にも五輪塔のパーツがいくつも転がっていました。

ここにはかなりの数の五輪塔群があったようです。

苔むした石殿も、趣深いものです

 

 

石合集会所の先のT字路を、右折して帰ります。

ここにも、曰くありそうな石造物があります。

この辺りには、石殿が多いようです。

 

 

道なりに東に帰ります。

田んぼの中の流れは、石田川になる流れかな?

 

東に進みます。

あれ、この景色は見たことあります

チェロを弾く巨人?

 

(つづく)

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