両親の頑張らない介護 ~日々のつぶやき~

継父令和2年7月他界、実母要介護3在宅で介護中、義父平成30年4月他界、義母要介護4施設入所

今なら 穏やかに思い出すことが出来る

2017年06月30日 | つぶやき
今朝、洗濯機を回し、ピロロロロ~~♪と終了のアラーム。

フタを開けると、


なんじゃこりゃ~~~!!


主人のポッケに紙が入っていたらしく、とんでもないことに。


くっそ~~~(-_-メ)



地味~に、1つずつゴミを取っていると、

なぜか、ふっと 昔のことを思い出した。



まだ継父が居て、W介護のとき。

私が実母から離れると、その一瞬に継父が実母のもとに寄る。

寄るのはいいんですよ、でもね、良からぬことを必ずするんです。

で、この時、実母はトイレに執着が強い時期だった。(今のそうだけど)

行ったばかりなのに、それすらも忘れているので、

誰かが来たら、必ず、


「トイレ~!!」


と よく言っていた。


この時期、まだ、実母は両足のかかとが浮いた状態だったので、

浮いたかかとを埋める為の補助の装具をつけなければ歩けない状態。

これがね、当たり前ですが、右足、左足とあるんですよ。

これをね、な~んにも考えず、着けちゃうのが継父。

さらに、着けているだけマシ。着けずに歩かせてしまうことも。

こんな状態だったので、実母から離れたときは、

一瞬の見逃しも出来ぬ状態。



そんなときにやっちまったのが、

洗濯機に、リハパン入れちゃった事件。

そりゃ~もう、大変ですよ(T_T)

経験された方はわかると思いますが、悲惨です。

リハパンから漏れ出したゼリー状のつぶつぶがアチラコチラに張り付いて。

取るのも一苦労。



ブッチブチにキレつつ、さらに継父が動くすり足の音が聞こえるたびに猛ダッシュ。

隣の部屋に入り、警戒モード。

さすがに私が来ると継父は何もせず、そして、実母が言う、

「トイレ行く」。

この言葉に涙し、鼻をすする。

こんなはずじゃなかった、

なんで、ウチだけ、こんなんなったのか?

みんな元気だぞ、

なんでだ、なんでだーーー!!


継父の気持ちを要約するとこんな感じでしょう。

その気持ちのイライラが、実母に向かず、必ず私の方に向かう。



今思えば、この時点で、もう、継父は施設に入れてしまえばよかったのです。

そもそも、実母と一緒の生活は継父にとったら無理だったのです。

毎日、見たくない現実を見ることで、怒りと不安が増幅し、

不穏な日々を過ごさなければならなかった。



何事もタイミングが大事。そして行動力。

あ~あ、義母の選択も間違えちゃっただよな~って、今は思う。

けど当時は、どこの施設でも入ってくれたら御の字だったのも事実。


後悔し、後ろ向きに考えていてもしょうがないね。

とりあえず、仕切り直し。

やっぱ、今回介護保険の更新で、もし、変更があったら、ケアマネ変えよっかな。

ちなみに、今は、今居る施設の本社にあたる本部にいるケアマネ。

このケアマネ、今居る施設からずいぶん遠い事業所。

当たり前ですが、なんにもこちらの市内の事は無知。

ってことは、ケアマネの仕事はしていないってことになる。




まあさ、『要支援』っていうのもネックなのよね。

基本は『要支援』は、地域の包括支援センターが管轄なのですが、

すったもんだあり(笑)、この包括の担当者から急遽 今のケアマネに変更した。

正直、変更した当時も、仮の宿程度で考えていた部分もある。



ちょっと、考えようかな。

この件は、主人では無理だと思う。

腰据え、腕まくって、一踏ん張りまっせ!!
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ありのまま、そのままの姿でいい

2017年06月29日 | 主人の両親
みんな出かけ、しばし一人の時間。ホッとしています。



さて昨日の夕方、1本の電話でスタートした話。

7時ちょい過ぎ、主人の携帯が鳴った。

声の感じと、この時間、ある人だと直感。

同行サービスの事業所。

しばらくすると主人が戻ってきた。



「明日の同行サービスはキャンセルだって。
一応、施設長には連絡したってさ。
まっ、お母さんにはそこから伝わるでしょ。

もう・・・無理かな。
同行サービス。」




ちなみにいつも決まった方が同行してくださり、

近場では 買い物行ったり、散歩に行ったり。

先日は公共交通機関に乗り、3時間かけてランチを頂いてきた。



しかし、先週は急遽 事業所の担当者が同行してくださり、

この日も1時間ほどかけ、行きは歩きで、帰りはバスで。

歩いて近くの喫茶店を目指したけど定休日。

仕方がなく近くのスーパーで買物をした話を聞いた。



この先週あたりから、

おや???、おや??、おや???
なんか怪しいぞ??

こりゃ、ちょいと無理と踏んだかな??
 


と思っていた矢先のこの電話。

やはり、同行してくださるからの負担が大きいのだと思います。

私も数ヶ月、義母連れ、義父のところへ行ったり、買い物行ったり、

2時間半ほど週1回ペースで会っていたけど、辛かったもん。



そもそもね、義母自身、人を気遣う人ではありません。

更にそこに相手を振りまわす発言が多すぎる。

思ったことは口にし、相手構わず暴言を吐き、場の空気を乱す。

さらに、こだわりが強いため、融通がきかないところも難点。



これね、身内なら、スパッと切れますし、

いつものことだと流せる場合もある。

けどね、他人はそうはいかない。

更に真面目の人なら尚更。

そして賃金が発生する場合は余計キツイ。

怪我があってはいけない、何かあってはいけない。

全盲なのにもかかわらず、突進、猛進する義母を、

どう鎮めるかも必要。

たまに義母が話せば おかしな事を言う時もあれば、理屈が通る話もする。

あながち間違っていない話をすれば、さすがに認知は疑わないかも。

でもね、診断も受けてます、軽度ですが認知症です。




で、ここで、主人が動きます。

「もう同行サービス自体が無理なんだよね。
そもそも、あんなわけのわからない人を、
連れて出ること自体が無理なんだったんだ。
それも目の見えない、人の肩に手を置き歩く作業。
ストレスにもなるよね・・・。


ならさ、もう、同行サービス止めちゃおうかな。
だってさ、迷惑だよね、きっと。
こっちから契約キャンセルしたほうが良いよね??」




これ聞いて、ちょっとキレた私。


「あのさ、まだ事業所から
『迷惑です、もう無理です、辞めさせて下さい』
って言われた訳じゃないじゃんね。


どうしてさ、先回りするの?
どうしてさ、隠そうとするの?
どうしてさ、自分 いい人ぶるの?


いいじゃん、
私が言わなくてもわかってるだろうけど、
あなたのね、親はね、ちょっとおかしいのよ!!
しょうがないじゃない、そういう人なんだもん。
そのままの、あのままの、お義母さんを見てもらえば。
全部さらけ出して、事業所が、
『この人は無理でした』
って言われれば、他の方法を考えたらいいじゃん。

そもそもね、ここの事業所、
契約書の控えもらってないからね。
私の方は書いたけど、あちらの事業所の印鑑をもらえず
保留になってんの。


さらに賃金の請求書がまだ届かない。
どうしてだろ??


たしかにさ、
『まだ同行サービスを立ち上げたばかりで慣れていない』
とは言ってたよ、
それでもおかしいと、私は思うのよ。


来月で介護保険の申請がある。
認定調査が来月入る。
早くて来月末には介護度が決まる。
もしかして変化があるかもしれない。
そしたらまた担当者会議がある。
そこで、考えたらいいんじゃない??」




納得したような してないような、主人の顔。



主人にしたら、自分の変わった親を世間に出すことの恥ずかしさがある。
逆になぜ恥ずかしいのか・・・。


この部分、息子の障がいが分かり、

補聴器を着けた時期とも重なる部分がある。


最初の頃、一時期ですが、補聴器を着けて外出したとき、

息子が着けた補聴器を隠すようにしていた主人。

ちなみに主人の親も隠そうとしていました。


その時も、私は言いました。

「何が恥ずかしいの?みんな見るから?
いいじゃん、見せておけば。
見る人は補聴器を見たことないんじゃない?

この補聴器はね、この子にとったら耳と同じなの。
形は違うけど、耳なのよ、この補聴器は!!

恥ずかしと思う気持ちが恥ずかしいわ!!」



と言ったことを思い出す。





昨日も義母を連れ、義父のところに行ってきた。

そこで施設スタッフと談笑したらしい。

すると、その1人のスタッフが自身の祖母の話をしたそうだ。


「うちの祖母なんですが、93歳で倒れまして、
○○さん(義父)のように、『気切に胃ろう』 をしたんです。

人によっては、『その歳にまで延命しなくても』 という方も見えます。
でも、私は、どんな姿でも、おばあちゃんには生きていてほしかったんです。
結局、その状態で5年は生きて、98歳で亡くなりました。

おばあちゃんが亡くなったとき、自分の気持ちは『生きて欲しい』と願って
おばあちゃんに延命しました。
が、果たしておばあちゃん本人は・・・どうだったんだろうかと、
悩んだ時期もありました。」




そんな話を主人が聞いたそうです。

そこで主人、

自分と、このスタッフの方の気持ちの違いに気づいたそうです。



自分には、そんな気持ちはない・・・と。



主人だって、軽々しく延命したわけではないのでしょうが、

その、延命する人への気持ち、命の重み、

改めて気付かされたようです。




すこしずつですが、主人、自分の本当の姿の家族を見ようとしています。

正直、今まで、架空の家族を見ていたような気がします。

きっとね、見れなかった、見てしまうと自分の存在さえも否定になってしまうから。


心理の先生が言っていた、主人の心の中のパンドラの箱。

この、家族の箱、なのかもしれません。



長くなり、すみませんでした。
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実母の幸せの物差し

2017年06月28日 | 母の事
今日は午前中はリハビリ、午後は訪問看護でした。

更にそこへ、義父のケアマネからの連絡が入り、来月の利用表の件と、

計画書(短期目標)の件とあれこれ。

更に義母の同行サービスの事業所から。

その他に、友だちからのメールにLINE。

まあまあ、なんて日だっ!!ってぐらい目まぐるしい。



そして今日は旦那が休み、そして息子は期末テスト週間に今日から入り、

昼ごはんがいる。



なんとかあと数時間で今日も無事に終わる予定。

やれやれです。




さて、今日のリハビリは雨のため外の外出はキャンセル。

うちの中で歩いたり、筋トレしたり。

ここでね、聞けたらリハビリの先生に私の腕の話を

ズーズーしく聞いてみようと思っていた。

が・・・、そんなに上手くは話はいかず、結局違う話で終了。



午後も看護師さんが入ったのでタイミング合えば聞こうと思ったけど聞けず。

なかなかね、実母の看護師さんに対するあたりは冷たいの。

あまり病院というイメージがね、どうもダメ。

さらに、あれこれと言うもんだからね、余計拗ねちゃうの。



今日も、

「楽しく生きるのも一生、

つまらなく生きるのも一生。

どうせ生きるなら、楽しく生きようよ!!」



言いたいことは分かる、

けど、

その『たのしい』 は実母が決めるものであって、

人が決めるものでもない。



分かっちゃいるけどさ、

むずかしいね、

こういうことは。



さ~てと、歯磨きしましょうか!!実母のね(笑)
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それこそ糖尿になっちゃうよ!!

2017年06月27日 | つぶやき
季節柄か、更年期なのか・・・、

ここ最近、体の調子がいまいち。

身体はだるいし、やる気はないし、眠いし、

クルッと90度、180度、身体をひねると、焦点が合わないせいか

グラ~ンと世界が回る。

そして一番お困りものが、左腕の二の腕部分がここ1ヶ月、ずっと痛いこと。

四十肩か??

でも、肩は上がる、難なく上がる。

しかしある一定の角度や、荷物を持つと電流が走る。

そんなんでも実母の介助はしなけりゃならず、なんとか右手でこなしているけど、

あんまり右手ばかりではね、今度右手がやられちゃう。

なので、ほどほどに。




こんな状態でも、昨日、義父の元に行ってきた。

オムツ持って、尿とりパット持って、お尻拭き持ってね。

痛いなんて言ってられませんから。



義父は相変わらず。

昨日はちょっとご機嫌斜め。まっ、そんな日もあるでしょ。

そんなのお構いなしに、ガンガントークで話をする。

しばらくすると、呆れ顔でチラ見する義父。ちょっとは刺激を与えないとね。



午後は先日受けた糖尿病の検査結果。

病院行く前、ちょっと調子があまり思わしくなかった。

ひょんなキッカケで過呼吸が出そうな、パニックになりそうな雰囲気。


やばいじゃん・・・。

でも、行くのは病院・・・だもんね。

何かあれば休ませてもらおう!!



そう思うだけでもちょっと気分も違う。



さて結果、予約だったので直ぐ呼ばれた。

で、診察室に入ると、すぐに結果が聞けると思っていたのに説明から入る医師。

タラタラ・・・・20分ほど説明が続き、結局・・・・、


なんでかわかんないけど、

問題なし!!



なぜ少し血糖値が高いのか・・・その原因は不明。

結局なんだったのか。。。。(-_-;)

まっ、異常なくてよかったけど(-_-;)



昨日、義父の実姉からお中元が届いた。↓





かりんとう4袋(-_-;) ちょっときついかも(-_-;)

ご近所に配ろうと思ったけど・・・かりんとうって食べるかな??

これなら、草加煎餅の方が良かったかも・・・、

なんて戴き物に文句はいけませんね。



しかし、これ、義母にも同じものが届きましてね。

かりんとう4袋(-_-;)


「こんなの上げたら、全部食べるぞ!!

ブクブクになっちまう!!

それも どれも封を開けちゃって、湿気っても食るだろう。」



って旦那。

どうするのかしらね、1袋だけ本人にあげて、あとは施設の方にかな。

しかし・・・・、この量、施設の方も困っちゃうかな(-_-;)
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勝敗の行方は??

2017年06月25日 | つぶやき
今日は朝から雨。

梅雨らしい天気です。

我が家の玄関にある、くちなしの花。





お花の前を通るたびに、いい香りでうっとり。



今日は自宅待機の実母。

のんびり過ごしています。



最近、体調が良い事もあってか、ワガママを言うことが多い様子。

デイサービスでも、

「運動するよ!!」

「やらない」

と言うそうで、スタッフも、

「運動したら、休もうか」

というと、すんなり運動に参加するそうです。


2歳児かっ!!(-.-)



先週もケアマネが利用表を持ってやってきた。

我が家のことそっちのけで、あれこれと聞いてくる。

「床がふかふかですが、何かひいてますか?」



実母の部屋は元々は和室。

最初、在宅を始める前に当時担当のPTの先生がわざわざ来ていただき、

在宅するにあたり、実母の安全と、私のストレスがたまらないようにと、

いくつか指導を仰いだ。


その1つに、畳の部屋はリフォームし、フローリングにするか、

フローリング材の板をひくか。

食事をとる部屋も同様に、こちらは元々フローリング。

ですが、食べこぼしやら、食器をひっくり返しても、

床をさっと拭けるようにビニール材のものをひくといい、

と言われ、お金はかかったけど、ストレスが溜まることを考えるとね。



その話をケアマネに話すと大喜び!!

「他の利用者さんがね、悩んでみえて。

いいアイディアないかと考えてたんですよ~。

さっそく、帰ったら電話してみます。」



よかったね、


よかった、


けど・・・我が家はどうすんの??





最近、近郊にデッカイ有料ホームが建った。

ショートステイも出来ると垂れ幕に書いてあった。

するとあっという間にその垂れ幕がとれた。


さすが早い!!


かと思えば、

駅から少し離れた場所(と言っても歩いて15分ほど)にマンションが建った。

我が家の2階からも、そのマンションの最上階部分が見える。

去年の11月ぐらいから案内がされており、今でも案内がされている。

ってことは、売れないのかな・・・、有料の老人施設は埋まるのに・・・ね。

なんか・・・複雑。まあ、それだけ、高齢者が居るってことだね。




さ~てと、そろそろお昼です。

何もしない実母がお腹が空くはずもなく・・・。でも食べる。

なんかやらせたいけど、自分からは何もしない人。


先日来たケアマネも、

「娘さんがね、色々してくださるから元気にデイサービスにも行けるのよ。

娘さんも元気で居てもらわなきゃ~ね。」



と実母に言ったところで知らん顔。

思わず、


「ちゃんと真面目に聞いて!!」


と怒鳴ってしまったぐらいの悪態。

介護経験のない実母、どこまでわかっているのか。

まあ、実母にしたら、

「わたしだって、我慢していることはある」

とでも言いたいのでしょうね。



この我慢大会(笑)、いつまで続く??
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