母はショートに入りました。
このタイミングで行ってくれてよかったとつくづく思う。
ーーーーーーーー
昨日は継父がいる老健に行ってきました。
終末期を迎えにあたり、主治医と看護師から家族への説明です。
主治医からは今までの経過と現在の様子、
そして今後の流れ。
看護・歯科・ST・リハビリ・介護から出来る支援やケアが、
文書2枚にわたり書かれていた書面を見ながらの話し合いとなりました。
正直、厳しい状況であることは間違いなく、
少しずつ、旅立つ身支度をしているのだと感じる。
家族の要望も聞かれましたが、
特に『これ!!』ということもなく、
ただただ、穏やか過ごせるように、
ありきたりですが、それしかない。
この時点では本人には会っていなかったので、
医師や看護師から出てくる話や、データーから
最悪な状態を想像していましたが、
この話し合いのあと、1ヶ月ぶりに継父に会ったのですが、
最初の感想は、
「血色も良いし、肌艶もいいじゃん!!」
ってこと。
入退院していたときのほうが、血色は悪いし、
肌もカッサカサで粉は吹いていたし、
見た目から明らかに調子が悪そうに見えた。
今の状況を無視して、
無理をしすぎていたのかも・・・。
もう、何もプラスしない。
身軽に旅立つために。
声をかけると薄目を開ける継父。
しかしすぐに目を閉じ、ウトウトと自分の世界に入る。
耳は聞こえていると思い、
昔、継父が運転中にカセットテープで聞いていた曲を思い出し、
八代亜紀や石川さゆりなど数曲スマホで流す。
すると、やはり音楽は偉大です。
いきなり黒目がぱっちりと見えるぐらいに目を開け、
言葉にはならない声を上げだした。
「歌ってるじゃん!!」
と妹とともに叫んでしまいました。
コロナのこともあるので、終末期とはいえ面会は基本短時間。
継父も疲れてしまうので、「次は母を連れてくる」というと、
かすかに首を横に振る。お決まりの首振り。
そうは言うけど、連れて行こうと思う。
老健を出たあと、妹と一緒に葬儀屋へ向かう。
まだ生きているが、道筋はつけておかないと。
ちなみに義父の時にお世話になった葬儀屋さんです。
2年前にはなかった消毒が出入り口に置かれ、
自動ドアは全開です。
葬儀スタイルも少し変化したとのこと。
その辺りの説明を詳しく妹と一緒に聞く。
まだ生きているのに、リアルに死んだときのことを考える。
義父のときも感じた違和感。少し複雑。
でも大事なこと。
いよいよ、継父のラストラン。(言い方は悪いですが)
走ることが好きだった、見ることも好きだった人だからこそ、
最期のゴールテープを颯爽に切らせてあげたい。
このタイミングで行ってくれてよかったとつくづく思う。
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昨日は継父がいる老健に行ってきました。
終末期を迎えにあたり、主治医と看護師から家族への説明です。
主治医からは今までの経過と現在の様子、
そして今後の流れ。
看護・歯科・ST・リハビリ・介護から出来る支援やケアが、
文書2枚にわたり書かれていた書面を見ながらの話し合いとなりました。
正直、厳しい状況であることは間違いなく、
少しずつ、旅立つ身支度をしているのだと感じる。
家族の要望も聞かれましたが、
特に『これ!!』ということもなく、
ただただ、穏やか過ごせるように、
ありきたりですが、それしかない。
この時点では本人には会っていなかったので、
医師や看護師から出てくる話や、データーから
最悪な状態を想像していましたが、
この話し合いのあと、1ヶ月ぶりに継父に会ったのですが、
最初の感想は、
「血色も良いし、肌艶もいいじゃん!!」
ってこと。
入退院していたときのほうが、血色は悪いし、
肌もカッサカサで粉は吹いていたし、
見た目から明らかに調子が悪そうに見えた。
今の状況を無視して、
無理をしすぎていたのかも・・・。
もう、何もプラスしない。
身軽に旅立つために。
声をかけると薄目を開ける継父。
しかしすぐに目を閉じ、ウトウトと自分の世界に入る。
耳は聞こえていると思い、
昔、継父が運転中にカセットテープで聞いていた曲を思い出し、
八代亜紀や石川さゆりなど数曲スマホで流す。
すると、やはり音楽は偉大です。
いきなり黒目がぱっちりと見えるぐらいに目を開け、
言葉にはならない声を上げだした。
「歌ってるじゃん!!」
と妹とともに叫んでしまいました。
コロナのこともあるので、終末期とはいえ面会は基本短時間。
継父も疲れてしまうので、「次は母を連れてくる」というと、
かすかに首を横に振る。お決まりの首振り。
そうは言うけど、連れて行こうと思う。
老健を出たあと、妹と一緒に葬儀屋へ向かう。
まだ生きているが、道筋はつけておかないと。
ちなみに義父の時にお世話になった葬儀屋さんです。
2年前にはなかった消毒が出入り口に置かれ、
自動ドアは全開です。
葬儀スタイルも少し変化したとのこと。
その辺りの説明を詳しく妹と一緒に聞く。
まだ生きているのに、リアルに死んだときのことを考える。
義父のときも感じた違和感。少し複雑。
でも大事なこと。
いよいよ、継父のラストラン。(言い方は悪いですが)
走ることが好きだった、見ることも好きだった人だからこそ、
最期のゴールテープを颯爽に切らせてあげたい。