fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、趣味のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

また違った魅力ハ・ジョンウ

2013-09-23 17:16:21 | 映画
土曜の事、アルバイトから帰って来たらポストにダーマコレクション他通販カタログが4冊とTSUTAYAのレンタルDVDが届いていた。

ウレシすぎるー!
おまけに今夜は夫も次男も不在と来たら、もう私の好き勝手ナイトだ!

ダーマは、冬物になると手が出ないくらい高価でした(T-T)

が、一緒に入っていたRIKACO's styleは可愛くてお手頃なお値段のものがたくさんありました。

気に入ったものに付箋を貼っていったらものすごいことになった、、。

ま、これから本当に欲しい物とあきらめられる物を仕訳しよ(((^_^;)

さぁ、そしてハ・ジョンウの『情事セカンドラブ』だ~♪
(陳腐なタイトル(+.+)、原題はNever forever )

アメリカ人で白人のソフィーには韓国系アメリカンの成功し裕福な夫がいるが、敬虔なクリスチャンである夫の親族の中で孤立し馴染めないでいる。

二人の間には子供が出来なくて、それもあって夫は、生きることに虚しさを感じている。

ハ・ジョンウ演じるキム・チハは韓国から旅行者ビザのままアメリカに不法滞在していて、お金を稼いで恋人を呼び寄せたいと思っている。

ソフィーは不妊治療で訪れた病院で、精子を提供しようとして、不法滞在を理由に断られているキム・チハを知る。

夫の精子が脆弱なことから妊娠出来ないソフィーは、なんとか夫に生きる意欲を持って欲しくてキム・チハに、一回の関係に300ドル払うと、取引を持ちかける。

身体の関係だけ、と思っていた二人だが、、。

この映画、繊細でとても美しい恋の物語でした。
NYを舞台に沈黙と美の映像
音楽もほとんどない。

役と一分の隙もなく一体化しているハ・ジョンウの存在感のある繊細な演技がすごく良かった。
何も語るわけではないのに、キム・チハのやさしさ、あたたかさ、さみしさが伝わってきました。

相手役のヴェラ・ファミーガもとてもいい役者さんでした。
美し過ぎることもないし、心に傷をおった少し疲れたやさしい女性を上手く演じていました。

また全編英語ですが、時たまハ・ジョンウが話す韓国語がとてもきれいでした。

行為の途中で独り言のように
「目が青すぎる」
また韓国にいる恋人にアメリカに呼び寄せることができないんだ
「すまない、本当にすまない」
と、つぶやく
ソフィーに愛してると言う
ハ・ジョンウのかすれたような声がむちゃくちゃよかった。

そしてラストシーン、海岸の波打ち際でソフィーはキム・チハの子供と思われる小さな男の子を遊ばせながら
穏やかに笑っている。

お腹には次の子供がいるようだ。

どうとでもとれるラストでした。

キム・チハと韓国で暮らしてる?

でも原題を思うと、また別の愛と出会って幸せに暮らしてるとも思えるし。

こんな風に観客に委ねるようなラストもいいです。

どんなことを考えているんだろうか
心にどんなことを内包しているのか
いろいろなことを知りたいと思わせる
俳優ハ・ジョンウ

当分彼を追いかけます。


韓国のドラマでもよく見る、石を積んで願い事をするシーン


ソフィーを思いなんとなく宝石店に行く美しく心に残るシーン。


ソフィーに、妊娠を告げられもう会えないと言われる。


さみしさをこらえておめでとうと言う。


恋人が、自分のためにベッドパットを買ってくれたことをしみじみと思うソフィー


サランヘとつぶやく。

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